少女から送られた友達リクエストに浮かれ、わいせつ画像を送りつけた末に会いに行ったロリコン男。長い距離を移動した末にようやく少女が暮らす町に到着し、思いもよらぬ人物に声をかけられた。
■友達リクエストに興奮
米インディアナ州で暮らす男(32)がFacebookを眺めていたとき、いきなり見知らぬ少女から友達リクエストを送られた。
「14歳なの」という少女を気に入ったこの男は、さっそく「わいせつ画像を送って」とリクエスト。さらに卑猥なメッセージを続々と送り「会いに来ない?」と誘うも断られたため、「なら俺が会いにいくよ」と申し出た。
少女が暮らすウィスコンシン州の町まで、じつに565キロ。車がなかったのか、男は180時間もかけ徒歩やバスで少女が暮らす場所を目指すことにしたという。
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■ひたすら移動し少女の元へ
卑猥な写真を送付し「神様の元に行くまでに500人の子に恵まれたらいいね」などと書いていた男は、少女との目的を達成すべく必死に移動。
その途中にも風景写真を撮っては少女に送付するなどしてやり取りを続け、移動の経過を詳しく少女に伝えたという。
■男を待っていた人物
目的の町に到着しバスを降りた男を待っていたのは、美少女ではなくなんと警官。
この警官は少女になりすまし、Facebookに偽アカウントを開設。友達リクエストを送り男とやりとりしていたといい、男はすぐさま「未成年を誘惑しようとした」として逮捕された。
男は過去に何度も幼い子供たちに性的暴行を加えた容疑をかけられ、2012年には「4年の保護観察処分がふさわしい」と言い渡されたことも。
それでも懲りていなかったことは間違いなく、子供たちをインターネット上の性犯罪から守るべく行われていた「おとり捜査」にまんまとひっかかった。
■終身刑の可能性も
この件を受け、当局は「小児性愛者がインターネットを駆使して性犯罪を犯す事例が絶えず、そういう犯罪者たちは相手がどこで暮らしているかも問わない」と語っている。
この男に有罪判決が下された場合、短くても10年、長ければ終身刑が言い渡される可能性が高いとのこと。このような犯罪者は無数にいると見て、親は子供のSNS使用などの状況をしっかりと監視しておく必要がある。
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