ユベントスは19日、セリエA第8節でボローニャをホームに迎え、2-1で辛勝した。ボローニャのDF冨安健洋は負傷欠場となった。

代表ウィーク前に行われたインテルとのイタリア・ダービーでは2-1と競り勝って首位に浮上したユベントス(勝ち点19)。代表ウィークで負傷者を出さなかったチームは、ディバラやマテュイディ、GKシュチェスニーをベンチスタートとした以外は主力を起用した。

ここ4試合勝利のない10位ボローニャ(勝ち点9)に対し、[4-3-1-2]で臨んだユベントスは2トップにC・ロナウドイグアイン、トップ下にベルナルデスキ、中盤アンカーにピャニッチ、インサイドにラビオとケディラを並べた。

そのユベントスが押し込む展開で推移すると、19分に押し切った。ルーズボールをボックス手前右で拾ったC・ロナウドがボックス内に侵入し、GKの守るニアサイドを豪快に破った。

しかし26分、ワンチャンスで同点に追いつかれる。右サイドからのクロスがファーサイドに流れ、ボックス左のダニーロにボレーシュートを蹴り込まれた。

失点後も敵陣で試合を進めたユベントスは42分、ピャニッチの直接FKでゴールに迫るも枠を捉えられず前半を1-1で終えた。

迎えた後半もボールを握ったユベントスは、53分にCKからC・ロナウドがヘディングシュートでGKスコルプスキを強襲すると、1分後に勝ち越した。ソリアーノのバックパスミスによりゴール前で混戦となったところで、ルーズボールをボックス左のピャニッチがゴール左に蹴り込んだ。

その後も攻勢に出るユベントスはケディラやイグアイン、ベルナルデスキが枠内シュートを浴びせていくも、GKスコルプスキの好守に阻まれる。

すると、3点目を奪いきれなかったユベントスは追加タイムにピンチ。デ・リフトがクリアミスを犯すとボールは手に当たり、あわやPKという場面が。試合終了間際にはFKからサンタンデールのヘディングシュートがバーを直撃。さらにルーズボールに反応したサンタンデールがオーバーヘッドで狙ったシュートが枠を捉えるも、GKブッフォンがファインセーブで凌いで2-1で逃げ切り。終了間際にひやりとしたものの、ユベントスが首位キープに成功している。

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