作家の乙武洋匡氏が、20日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、避難所でのホームレス受け入れ拒否問題について持論を述べた。

台風19号で避難所を訪れたホームレスの男性2人に対して、台東区は「区民を対象としている」として受け入れを拒否したが、後日区長が謝罪した。

このことについて意見を求められた乙武氏は、「大方の人は台東区の対応について非難をされている。ただ、一部では『本音だろう』『ホームレスのような衛生面に問題のある方と寝食を共にすることはできない』という声も上がった」と意見が賛否に分かれていることを指摘。

その上で、「誰でも受け入れるということが綺麗事と言われてしまっていますけど、僕はあまり綺麗事とは思っていなくて」と切り出し、「なぜホームレスを排除するのかと言うと、周りの方に迷惑になるからということですよね。例えば、赤ちゃんがギャーギャー泣くのを迷惑だと思う人が多いなら赤ちゃんを抱えている方は排除するのか。猫ちゃんと一緒にいる人は排除するのか。体臭がきつい人はどうするのか」と事例を挙げた。

「結果、自分にとって迷惑な人を排除しようと思ってたら、自分も排除される側に回っちゃってたなということが起こりうる」と主張する乙武氏。「『いろんなリスクや迷惑を掛け合うけども、それを承知でみんな受け入れていこう』というのが、僕は決して綺麗事ではなくて現実的なのかなと思うんですよね」と語り、この話題を締めくくっていた。

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