19日に放送された土曜プレミアム『さんまの東大方程式 芸術の秋に東京藝大生が大集合SP!』(フジテレビ系)のラストで、2016年から同番組に出演している東大生が司会を務める明石家さんまへ送った感謝の歌が反響を呼んでいる。ツイッター上には「大号泣してしもた」「深夜に涙が止まらない」と彼の思いの詰まった歌詞に心を打たれたという声が溢れているのだ。

スタジオに現役東大生を招き、司会の明石家さんまと爆笑トークを繰り広げる『さんまの東大方程式』の第8弾。今年4月の放送では東大生に対抗する形で現役京大生が参戦していたが、今回は日本最高峰の芸術大学である東京藝術大学の学生たちがスタジオに集結した。

2016年に東京大学赤門前でインタビューを受けてから6回の出演を数え、その癒やしキャラで人気者となったのが東大生の大津高志さんだ。番組では「これまで周囲と馴染めず苦労し続けてきた」「人付き合いの類いが本当に苦手」「自分なんかが結婚しても、みんなが不幸になる」「僕は一人で静かに目を閉じて人生を終えたい」とコミュニケーションに相当な苦手意識があることを明かしていた。一方で礼儀正しく思いやりがあり、まっすぐな性格と彼の独特な視点に“お笑い怪獣”のアンテナが反応。さんまは大津さんを面白おかしくいじりながら、彼の良さを十分に引き出していった。

大津さんは『さんまの東大方程式』に出演したことで友人関係が広がり、いろんな人から声をかけられるようになったという。まだ人付き合いが得意とまではいかないが、苦手意識は薄れてきたようだ。何より以前と比べて、学生生活が張りのあるものになってきたのだ。

自分の人生を変えてくれた―と言っても過言では無いさんまへ感謝の気持ちを込めて歌詞を作り、それを『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』の曲に乗せ、東京藝大音楽学部の学生と一緒に舞台のセンターで「Thanks to さんまさん」披露した。「多くの人と出逢えた」「この明るい気持ちをただ伝えたい」「ただありがとう」とまっすぐ前を見て歌い上げる大津さんに、多くの視聴者が感動の涙を流したようだ。

ツイッター上には「東大の大津くんを見て号泣。良かったね」「大津くん幸せになって欲しいって心の底から思ったで」「素直で真っ直ぐな大津くんの歌詞に涙が。さんまは一見不器用で誤解されそうな人をこうやって人気者にする能力すごいなー」「大津くんの歌に感動。世間に流されず、このまま汚れなき楽しい人生を送って欲しいと願うばかり」「大津くんは真面目で、とても謙虚で、とても礼儀正しくて、本当に素敵な人だなと思った。うちの娘も結婚するならああいう人と結婚してほしい」「大津くんってめちゃくちゃいい人だよね、きっと」といった感想や大津さんのこれからの人生にエールを送る声が多数見受けられた。
(TechinsightJapan編集部 みやび

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