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ユニクロが展開している広告が韓国で問題となっているようだ。フリースの動画広告で13歳の女性が98歳のおばあちゃんに対して「(おばあちゃんが)私の年齢のときはどんな格好をしていたの?」と尋ね「そんな昔のことは忘れたわ(I can not remember that far back)」と答えるという内容の広告だ。

しかしこの動画広告の韓国字幕版が問題となっている。それはおばあちゃんの返事の箇所を「80年以上過ぎたことを覚えてない」と意訳していた。

これを見たネットユーザーが、98歳のおばあさんが韓国の日本植民地時代の80年前を覚えていないと言う箇所をどうやら慰安婦を冒涜しているとこじつけたようだ。

これに対してユニクロ側は「98歳と13歳のモデルが世代を超えてユニクロフリースを楽しむという点をより直感的に伝達するために“80年”という数字を入れた。慰安婦問題や日韓関係の意図は全くなく、考えもしなかった」と否定した。

しかし20日になりユニクロは「広告はフリース25周年を記念した世界的な広告で政治的または宗教的事案、信念、団体と関係がない。しかし多くの方が不快感を感じたことを重く受け入れすぐに広告を中止する」と発表した。

ユニクロによると19日からほとんどのサイトで広告が中止され、またテレビ放送局からは21日から中止となると述べた。

■元慰安婦おばあさんが出演したパロディ映像まで

韓国ではこの騒動に便乗し、元慰安婦おばあさんが出演したパロディ映像が公開され、ユニクロと日本政府を批判した。

24歳の男性が「私の年齢のときどうだったの?」と尋ねるとそのひどい痛みは永遠に忘れることができない」と答えた。

また手には「忘れられない」書かれた紙を持っている。

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