読者の方は電車で誰かに席を譲った経験はあるだろうか。譲る側、譲られる側の双方にとって気持ちの良い行為というのが、一般的な見方ではないか。
しかし、『ヤフー知恵袋』には席を譲られるの行為があまり快く思っていない人からの質問が寄せられた。一体どういうことなのだろうか。
■座るような立場ではない
「電車とかで席を譲られたら座らなきゃならないんですか?」と疑問を投げる投稿者。なんでも、譲られても断ってしまうという。自らを席を譲られるような立場ではないというが、それにしても少し強情ではないか。
「周り曰く顔色が悪いから病人に見える」との理由で譲られるのが嫌なようで、
「病人じゃないのに病人かのように座るのは嫌なので大丈夫ですと言ってお断りします。そしたら気まずくなります」
と周囲の態度などが気に入らないようだ。しかし、悪気がないのに投稿者のように接されても誰も得をしないような気もする。
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■容姿を侮辱されている?
また、病気の人と勘違いされる顔なら「お化粧をして顔色よくしろ。勘違いされない努力をしろ」とも言われたようだ。化粧が嫌いだという投稿者は「生まれつきの容姿を侮辱するほうがおかしいと思います」とまで言い出す始末だ。
少し本筋からそれている気もするが、言いたいことはわからなくもない。降りる駅まで一駅のところで譲られるなど理由は問わず、譲られても少し困ってしまう場面があるかもしれない。
目くじらを立てなくても良いものの、譲って断っただけで気まずくなってしまうのは辛い。また、座っている方が痛みを感じるなどの場合もある。
投稿者とは事情が違えど、譲られるのを断っても気まずくならない環境もあったほうが良いのではないだろうか。
■優先席に座る?
一方で、譲られるべき人が座るはずの優先席。ここに座ろうと考える人はどれほどいるのだろうか。しらべぇ編集部では、全国の20代〜60代までの男女1,348名を対象に調査したころ、全体の37.8%の人が「優先席が空いていたら座る」と回答している。
意外にも多い数値だ。とはいえ、優先席に座るべき人が見当たらなかったら極度に避けるべきものでもない。然るべき人が来たら、譲れば良いので、この回答をした人が皆そうであると信じたい。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代〜60代までの男女1,348名
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