中小運送会社29社(‘19年10月15日現在)で組織するラストワンマイル協同組合東京都府中市、理事長 志村直純)は、関東圏及び周辺地域(一都六県+山梨・静岡・福島など)の配送業の皆様を対象に、組合員の再募集を行います。現在の組合員は、東京、千葉、神奈川、埼玉、栃木、茨城、群馬などに事業所を置く29社で、ほかに加入準備中が数社。組合では関東、東海、近畿にかけた広域での集荷・宅配事業(企業便含む)の拡大を図っています。
関東圏では集荷、宅配事業の取扱い荷数は日々増加し、現在も商談中の案件が100以上あることから、今後も増加が見込まれます。また、11月下旬からは他地域からの関東向け荷物の集荷事業が始まる予定であり、毎月3万個以上の荷物が入ってくることが確定しています。組合がより確実で丁寧な仕事を遂行するために、どうか、皆様のお力をお貸しください。下請けからの脱却をめざす同業同志の皆様のご参加を、心よりお待ちしております。

◆関東圏で組合員再募集
 現状では、関東一都六県の全域で稼働車両が不足しています。業務内容は集荷と宅配です。組合員はあらかじめ相談の上決めたエリア内で、集荷と宅配を行います。
 集荷も宅配も案件は決定していますので、組合加入と同時に仕事が割り振られます。また一都六県以外の地域からでも、組合に興味を持たれた方は、遠慮なくお問合せください。

■事業説明会のご案内
日時:11月7日(木)13:00~  電話、あるいはメールでご予約の上ご来場ください。
会場:ラストワンマイル協同組合事務局 会議室
所要時間:2時間程度
募集対象:関東一都六県、周辺地域に事業所を置く運送業の皆様。個人、法人を問いません。
【お問合せ・ご予約】 ラストワンマイル協同組合事務局(府中市若松町3-28-7)
TEL042-319-9860 mail:2man@last1mile.info

◆正組合員、賛助組合員など加入方法は選択ができる
 協同組合という性質上、加入に際しては出資金が必要となりますが、出資負担の少ない賛助会員として加入し、業務を行う方法もあります。宅配の個人事業主様や車両台数の少ない小規模運送業の方におすすめしています。

◆組合設立の背景
 大手配送会社の大幅な運賃の値上げや遅配など配送の混乱が顕在化してきた数年前、中小の運送業者に荷主様からの配送依頼が殺到、大手配送会社からも車両の増車依頼が増えていました。これを好機ととらえ、中小の配送業者が集結してラストワンマイル協同組合が設立されました。共同受注、共同配送のメリットを生かした混載配送を活用することで効率化を図り、荷主様の状況に応じて請負業務をカスタマイズすることにより、より安い運賃と遅延しない配達を実現しています。また、本年6月以降、近畿、東海地方へも組合員を募集し、関東から近畿にかけてのエリアでの事業拡大を図っています。現在の契約荷主数は約15社で、毎月3~5社のペースで増えています。取扱い荷数は、1日あたり6000個程度。

◆ラストワンマイル協同組合の特性
(1)荷主様直(ちょく)の受注であり、集荷、倉庫内作業(提携業者による)や出荷業務、配送、配達と荷主様の状況に応じたさまざまな業務がある。
(2)組合の運営はすべて組合員の総意により総会で決定され、遂行される。また、受注額や組合員への配送費支払いなどの経理会計がガラス張りであり、組合は利益を留保せず、すべては組合員に公平に還元される。
(3)多彩な業務提携により大手配送会社レベルの貨物追跡システム、不在管理システム、伝票発行システムなどを運用している。
(4)中小の配送業者一社では不可能な、規模の大きな事業にも参入できる。同時に一社が背負うリスクは少なく抑えられる。
(5)ECの規格外商品出荷のための「シェア倉庫事業」や「水・ペットボトル飲料専用配送サービス」、など荷主様に寄った独自の出荷・配送メニューを用意している。
(6)質の高い配達・宅配を実現するため、組合が主体となり、ドライバーや電話オペレーターなどの教育、研修・リスク管理を行う。

ラストワンマイル協同組合 概要
設立   :2018年4月10日
代表者  :理事長 志村 直純
所在地  :東京都府中市若松町3-28-7
配送拠点:立川ハブセンター(東京都立川市)、関東38ヶ所のデポ
事業内容 :組合員を対象とした小口配送業務の共同受注、車両用燃料の共同購入、経営および技術の改善向上、または組合事業に関する知識の普及を図るための教育および情報の提供、福利厚生など
組合員数  :29社
車両台数 :3520台
出資金  :9180万円
契約荷主数  : 15社
取扱荷数  :6000個/日
URL   :https://lastonemile.org



配信元企業:ラストワンマイル協同組合

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