俳優・ミュージシャンとして活躍する星野源の冠番組「おげんさんといっしょ」(NHK)の第三弾が10月14日にオンエア。放送中に前回同様、ツイッターの世界トレンド1位に躍り出て注目を集めている。

「この番組は、星野がお母さん役である“おげんさん”に扮して、お父さん役を高畑充希、長女役を藤井隆、そして“おげんさん家のネズミ”役を宮野真守が演じ、一家でゆるく音楽について語り演奏する音楽番組。2017年5月、2018年8月に次ぐ第三弾では、スナックのママに扮した俳優の松重豊や、VTRではなんとビヨンセに扮した渡辺直美も登場。世界の“おげんさん”と世界の歌姫“ビヨンセ”が、おげんさんバンドで共演。翌日には2人のオフショットが星野自身のインスタグラムに『ビヨンセとの思い出』と題して公開され、『ふたりのコメントやり取り最高』『最高すぎる二人』といった歓びの声が視聴者から寄せられました」(女性誌記者)

 渡辺は去年末にアメリカのアーティストビザを取得して、今年4月からニューヨークでの生活を本格的にスタート。今月13日にJ-WAVEで放送中の吉岡里帆がナビゲーターを務める番組「UR LIFESTYLE COLLEGE」に出演した際、日本とニューヨークを1週間ごとに行き来していることを明かしている。

「昨年にアメリカの雑誌『TIME』が選出する『世界で最も影響力のある25人』に選ばれた渡辺。少し前まで『ミラノ・ファッション・ウィーク』に出演するなど、まさにワールドワイドな活躍ぶりが目立ちます。その原点となったのが何と言っても、ビヨンセのパフォーマンス。ラジオではそのパフォーマンス誕生秘話が明かされました」(テレビ誌ライター)

 10代の頃、渡辺は厳しかった親の前でやると怒られるので、親がいない時を狙って自分の部屋で好きなアーティストの曲をかけ、“パフォーマンス”をしていたのがきっかけ。

「その後芸人になり、ライブで特技を披露するオーティションがあり、そこで苦し紛れに披露したのが、大好きなビヨンセの曲をかけて歌っているかのように見せる“なりきりパフォーマンス”。それが、めちゃめちゃウケたことがブレイクのきっかけになったと、告白しています」(前出・テレビ誌ライター)

 今回「おげんさんといっしょ」で披露したパフォーマンスこそ、渡辺直美の原点。今も、その原点を忘れずにいるとは、さすが“世界で最も影響力のある25人”に選ばれた渡辺直美だけのことはある!?

(窪田史朗)

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