オランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督は、虎視眈々と古巣バルセロナ指揮官の座を狙っているようだ。

2018年オランダ代表監督に就任したクーマン監督は、同代表をUEFAネーションズリーグ準優勝に導くと、現在行われているユーロ2020予選でもグループCでもここまで首位と本選出場に向けて好位置をキープしている。

そのクーマン監督とオランダ代表の契約は2022年カタールワールドカップ(W杯)までとなっている。だが、以前から古巣バルセロナ指揮官への憧れを語っていた同監督はオランダサッカー協会(KNVB)との契約にバルセロナからオファーが届いた場合、即時契約を解除できるという条項を盛り込んでいるようだ。

現在、KNVBでスポーツディレクターを務めるニコ=ヤン・ホーフマ氏は、オランダFOX Sports』で、金額に関しての言及は避けたものの、前述の契約解除条項の存在を認めている。

「現在、我々は非常にうまくいっているし、彼とできるだけ長く仕事をしたいと思っている。しかし、ロナルドは以前からずっといつかバルセロナで指揮を執りたいということを示してきた。何が起きるか見てみようじゃないか」

「(バルセロナに関する契約条項の有無に関して)それに関しては合意がなされている。彼ら(バルセロナ)はそれを支払う必要がある」

現役時代にクレバーなセンターバックと評されたクーマン監督は1989年から1995年までバルセロナに在籍。故ヨハン・クライフ氏が率いた“ドリームチーム”ではラ・リーガ4連覇とチャンピオンズリーグ(当時はヨーロピアンカップ)制覇に貢献していた。

現在リーガ首位に返り咲くなど、復調気配を漂わせるバルセロナだが、エルネスト・バルベルデ体制は今シーズン終了までとの見方がある。その中で候補の1人に挙がるクーマン監督の夢は実現するのか…。

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