マンチェスター・ユナイテッドの一部サポーターがオールド・トラフォード上空からクラブの最高経営責任者(CEO)を務めるエド・ウッドワード氏を責めた。イギリスデイリー・メール』が報じている。

クラブ史上30年ぶりの最悪値となるプレミアリーグ開幕から8試合で勝ち点9という数字を叩き出すなど、低空飛行が続くユナイテッド。そうしたなか、20日に本拠地でプレミアリーグ第9節のリバプール戦を迎えたが、ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)による判定もあり、首位相手に勝ち点1を獲得した。

この試合前、ユナイテッドの一部サポーターが小型機を使用したデモ活動を遂行。「エド、まだまだしくじり続けるぞ。ウッドワード・アウト」と記したバナーを飛ばして、収入源確保に手腕を光らせる一方で、肝心のチーム強化で拙さをたびたび露呈するウッドワードCEOに退任を呼びかけたという。

イギリスBBC』が報じたところによれば、そのウッドワードCEOは専門誌『United We Stand』で、自身が現職に適した人物であるかどうかの質問に対して「イエス」と返してみせ、こう話しているようだ。

「周囲からの視線は理解している。それも仕事の一部だ。有名になりたくなければ、選手たちとも仲間になれないが、プレミアリーグ載冠に向けて全力を尽くす必要がある。成功するまで成功ではないし、2位は成功じゃない。プレミアリーグを優勝しなければならない」

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