FIFA U-17 ワールドカップ ブラジル 2019が、いよいよ26日に開幕する。

 森山佳郎監督率いる日本代表は、昨年のAFC U-16選手権で優勝し、2大会連続9回目の出場権を手にした。今大会のグループステージでは、初戦でオランダUEFA U-17欧州選手権1位)、2戦目でアメリカ(CONCACAF U-17杯2位)、そして3戦目でセネガルアフリカU-17選手権5位)と対戦。“死の組”とも評される厳しいグループに入った。

 本家のワールドカップほど注目度は高くないとはいえ、中島翔哉久保建英、植田直通ら現役の日本代表メンバーの中にもU-17ワールドカップを経験した選手たちが存在する。高校年代で“世界”を知り、大きな刺激を得たことが、今に繋がっていると言っても過言ではないだろう。

 実際、“若手の登竜門”として知られる同大会を経て、世界的なプレーヤーへと飛躍を遂げた選手は数知れず。そこで今回は、現役バリバリスターから各国代表のレジェンドまで、U-17ワールドカップ出場歴を持つ名選手たちを紹介する。

ネイマール

出場した大会:2009年ナイジェリア大会(ブラジル代表)
背番号11をつけて、アリソン、フィリペ・コウリーニョ、カゼミーロらとともに出場。初戦では、柴崎岳、杉本健勇、宇佐美貴史らを擁する日本代表と対戦して1ゴールを挙げたが、ブラジルはまさかのグループステージ敗退に終わった。

エデン・アザール

出場した大会:2007年韓国大会(ベルギー代表)
U-17ワールドカップに初出場を果たしたベルギー代表の10番として、グループステージ全試合にフル出場。しかし世界の壁は高く、1勝2敗の成績でグループ敗退を余儀なくされた。

■トニ・クロー

出場した大会:2007年韓国大会(ドイツ代表)
ドイツ代表のキャプテンとしてチームをけん引し、3位入賞。得点ランキング3位タイとなる5ゴールを挙げて、大会MVPに輝いた。

■マルセロ

出場した大会:2005年ペルー大会(ブラジル代表)
レアル・マドリードに所属するマルセロも、U-17ワールドカップ経験者の一人。トルコとの準決勝では1ゴールを挙げる活躍を見せたが、決勝でメキシコに敗れて準優勝に終わった。

セスク・ファブレガス

出場した大会:2003年フィンランド大会(スペイン代表)
決勝でブラジルに敗れて準優勝に終わったものの、得点王と大会MVPの“ダブル”を達成。この活躍が認められ、16歳でのアーセナル移籍が決まった。

ダビド・シルバ

出場した大会:2003年フィンランド大会(スペイン代表)
大会MVPに輝いたセスクほどではないが、スペイン代表に欠かせないピースとして準優勝に貢献。グループステージの韓国戦では、ハットトリックを達成した。

アンドレス・イニエスタ

出場した大会:2001年トリニダード・トバゴ大会(アルゼンチン代表)
日本代表も参加した2001年大会に、盟友のフェルナンド・トーレスとともに出場。3試合で1勝しか挙げられずグループステージ敗退となったが、全試合に出場して攻撃のタクトを振った。

カルロス・テベス

出場した大会:2001年トリニダード・トバゴ大会(アルゼンチン代表)
ハビエル・マスチェラーノパブロ・サバレタらとともに2001年大会に出場。グループステージ最終戦では、イニエスタトーレスを擁するスペイン代表と対戦した。

ロナウジーニョ

出場した大会:1997年エジプト大会(ブラジル代表)
“セレソン”の10番としてエジプトの地に降臨。2ゴールを挙げる活躍を見せて、ブラジルU-17ワールドカップ初優勝をもたらした。

イケル・カシージャス

出場した大会:1997年エジプト大会(スペイン代表)
チーム最年少ながら正守護神を任され、スペイン代表の3位入賞に貢献。大会後にはU-17スペイン代表のキャプテンを任されるなど、当時からリーダーシップを発揮していた。

シャビ

出場した大会:1997年エジプト大会(スペイン代表)
守護神としてカシージャスが最後尾に君臨する一方、中盤でゲームメイクを担当したのがシャビだった。U-17ワールドカップの後も、1999年U-20ワールドカップで優勝、2000年のシドニー・オリンピックで準優勝を果たすなど、ユース年代から数々の実績を残した。

パブロアイマール

出場した大会:1995年エクアドル大会(アルゼンチン代表)
リオネル・メッシも憧れたという稀代の10番は、エステバン・カンビアッソ氏らとともに1995年大会に出場。3位入賞を果たした。あれから24年、今大会はアルゼンチン代表の監督としてU-17ワールドカップを戦う。

フランチェスコ・トッティ

出場した大会:1993年日本大会(イタリア代表)
日本で開催された第5回大会にイタリアキャプテンとして出場。グループステージ第2戦では、宮本恒靖氏(現・ガンバ大阪監督)や戸田和幸氏(現・サッカー解説者)を擁する日本代表と対戦し、スコアレスドローだった。同大会のイタリアは1勝も挙げることなく大会から姿を消した。

ジャンルイジ・ブッフォン

出場した大会:1993年日本大会(イタリア代表)
1993年大会に出場したイタリア代表メンバーには、あのブッフォンも名を連ねていた。グループステージ全3試合に出場したが、計6失点を喫するなどほろ苦い大会となった。

ルイス・フィーゴ

出場した大会:1989年スコットランド大会(ポルトガル大会)
FIFA U-16世界選手権」の名称で開催された最後の大会に出場。ポルトガル代表の“4番”として2ゴールを挙げる活躍を見せ、母国を3位へと導いた。

(記事/Footmedia

2009年大会に出場したネイマール(左)と2007年大会に出場したクロース(右) [写真]=Getty Images