吉本興業から契約解消された雨上がり決死隊宮迫博之の復帰に向けて、明石家さんまが「みんなで一緒にオフホワイトからブラックに、そして白紙に戻った男を囲む会」を主催することが10月21日までに分かった。

 報道によると、この「囲む会」では、さんまと交友関係にあるテレビ局員や芸能関係者、お笑い関係者らに招待状が届いている。さんまの個人事務所に宮迫が加入するともいわれており、「囲む会」で復帰に向けた具体案が明かされるのではとされている。

 7月の契約解消から3カ月。いよいよ復帰に向けて動き出した一方、ネットではこの「宮迫を囲む会」にロンドンブーツ1号2号田村亮の名前がないことを疑問視する声が相次いでいるという。

 亮は宮迫と同じく、闇営業問題が発覚して活動を休止。宮迫は契約解除となった一方、吉本興業の記者会見によると亮は契約解除にはなっておらず、現在に至るまで謹慎が続いている状態である。いったいなぜ、亮は「囲む会」に呼ばれなかったのであろうか。

 「さんまさんは、亮さんより宮迫さんと親しい。それも事情としてはあるのですが、亮さんの今の立場は宮迫さんより複雑です。宮迫さんと吉本の間には既に契約関係がなく、さんまさんが個人事務所にスカウトしても構わないのですが、亮さんに関しては吉本本体と契約が残っています。しかし、亮さん自身は吉本の岡本昭彦社長に強い不信感を持っている。亮さんは『契約解除』を希望したまま、現在まで吉本と膠着状態が続いています。『誰かの後押し』で復帰できない分、宮迫さんより復帰の道は厳しいのではないでしょうか」(某週刊誌記者)

 とはいっても、亮の現在はそこまで悲観的な状況というわけではないようだ。

 亮の相方の田村淳は都内で行われたイベントで亮の近況を報告。復帰のタイミングは「年内は無理そう」と断った上で、亮が「今はお年寄りへの啓蒙活動を行っている」「早く仕事に復帰したい」と淳に訴えていたという。

 「ロンブーの再結成はやはり淳さんの腕にかかっているのではないでしょうか。亮さんと淳さん、2人そろって視聴者やスポンサーに謝る機会を設ければ解決すると思いますが、そうすると淳さんの手腕も必要になってくる。その準備もあって『年内は無理』と淳さんが判断したのではないでしょうか」(某週刊誌記者)

 宮迫と亮、2人の復帰はやはり来年以降に持ち越しか……?

雨上がり決死隊・宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号・田村亮