大和哲也(左)と不可思(右)の対戦が決定(c)AbemaTV

 12月28日(土)、名古屋市ドルフィンアリーナで開催されるK-1名古屋大会の対戦カード会見が21日(月)名古屋市内で行われた。
 その中で地元・愛知県出身同士の対決としてK-1スーパーライト級で大和哲也(32=大和ジム)vs不可思(28=日本/クロスポイント吉祥寺)のトップ選手同士の一戦が発表された。

 大和は2010年K-1 WORLD MAX -63kg日本王者で前WBCムエタイ世界スーパーライト級王者。
 不可思もRISE、KNOCK OUT、REBELS-MUAYTHAIでもタイトルを獲り両者ともキックボクシングでもムエタイルールでもタイトルを獲ったトップ選手だ。

今年6月、K-1デビュー戦では血まみれで戦う不可思。傷が深く惜しくもTKO負けとなった。

 K-1名古屋大会、特別実行委員の佐藤嘉洋氏は「名古屋大会が決まった時からこの2人の一戦が見たいと思った。不可思選手も名古屋出身なので、2人のことを好きなファンが沢山いて、試合が始まるまで少し辛い感情があるかもしれないが、試合が始まったら全て発散され、素晴らしい試合になると思う」とマッチメイクについて語った。

 大和は「不可思選手が名古屋にいたとき一緒に練習もした。K-1名古屋にやってきて、その彼と戦うのが感慨深い」と対戦が決まったときの感想を語った。
 一方、不可思は「K-1名古屋大会が発表された時から出たかった。そこで哲也さんという人と戦えるなんて光栄に思う。名古屋のときは大和ジムに出稽古に行って一緒に練習させてもらったりしたが、そのとき、自分では戦うなんて考えられないくらいの選手。でも今の自分はその頃の自分とは違うので、越えなければならない壁だと思っているし、いまの自分なら越えられると思っている」とした。

大和は昨年ゲーオにKO負けを喫したのを糧に今年8月に2度のダウンを奪い再起した。

 大和は今の不可思の印象について「昔の不可思選手はもっと線が細かったのですが、今は体が大きいし昔の印象の面影がないくらいの体格をしている。日本を代表するトップファイターと思っているので厳しい試合になると思うが勝てるように、K-1らしい熱くて激しい試合になれば」と警戒も激しい試合を目指す。

 不可思は「この試合に勝つことでタイトル戦線に絡むことができると思う。とにかく自分の全てを、自分の生き様を見せられるような試合をしたい」全てをぶつけ、大和越えを果たすとした。

♢選手データ
・大和哲也(日本/大和ジム)
87.12.10生/愛知県知多市出身/32歳
身長:170cm 構え:右
戦績:59戦41勝(30KO)17敗1分
<主なタイトル歴>
2010 K-1 WORLD MAX -63kg日本王者
WBCムエタイ世界スーパーライト級王者

備考:K-1タイトル2018年3月「K’FESTA.1」で野杁正明の持つK-1スーパーライト級王座に、同年11月の第3代王座決定トーナメントではゲーオに挑むもいずれもKO負けを喫し、王座戴冠のチャンスを逃した。一時はK-1への参戦を悩む時期もあったが、改めて継続参戦を決意。8月24日K-1大阪大会で近藤拳成を下し、復活の狼煙を上げた。

・不可思(日本/クロスポイント吉祥寺)
91.6.17生/福岡県生まれ、名古屋育ち28歳
身長:175cm 構え:右
戦績:53戦38勝(15KO)13敗2分

<主なタイトル歴>
KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者
WPMF日本スーパーライト級王者
第4代RISEライト級王者
初代Bigbangライト級王者
元REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者

備考:実家は名古屋のお寺。2008年にプロデビュー。好戦的なファイトスタイルで5本のベルトを獲得。2019年6月K-1に電撃参戦。K-1デビュー戦となった6月の両国大会では佐々木大蔵と対戦し、バックブローによるカットTKO負けを喫するも、血塗れになりながらの鬼神の如きラッシュで観客の心を掴んだ。10月のKRUSH後楽園大会では堀井翼をKOし、K-1 JAPAN GROUP初勝利を飾った。