阿部寛主演ドラマ「まだ結婚できない男」の第3話が、10月22日(火)にオンエア。13年ぶりに阿部と共演している塚本高史が、撮影秘話などを語った。

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■ 前作「結婚できない男」から13年ぶりの共演

初めに塚本は、オファーが来た際のことを「今きたか!と(笑)。さらに13年経った設定と聞いたので、楽しみでもありました」と振り返る。

さらに、「前回に出演した時は20代で、作品を良くしようというよりも、英治という役を全うすることに精一杯で、周りが見えてなかった。でも、作品はすごく評価されていて、今でもあの作品が好きですと言ってもらえて、(続編は)率直にうれしかったですね」と喜びを口に。

阿部については、「13年前に一緒にやった思い出と記憶があるから、本当にビックリするぐらい、あの“桑野さんと英治の関係”にも、すんなり戻れました。当時は周りが見えてなかったので、桑野さんの本当の面白さに気付けていなかったと思うんです。でも、今作は桑野さんが偏屈なことを言ったら、その面白さに笑いをこらえるのが必死でした(笑)」と話す。

阿部との撮影初日は、まるで昨日まで撮影をしていたかのようなスムーズさを見せた塚本。「(阿部さんとは)お互いの家族の話をするようになったことですかね。13年前は絶対できない父親トークもしてます」と、その秘訣を明かす。

“時を経て、互いの近況を語り合う仲に変化したからこそ、時を感じさせない2人のシーンになっているのかもしれない”。そんな阿部演じる桑野について、塚本は「(桑野の)我が道を行くスタイルは変わってないですけど、桑野さんは人の話に少し耳を傾けられるようになりましたかね。それによって言動や行動が変わり、周りの人の意見を聞くようになった」と分析。

また、「誰もが桑野さんの一面を持っているとは思うんですけど、その部分部分の主張が強いのが桑野さん(笑)。でも、誰もが共感できる一面もあるし、“あー分かる、分かる”というように、楽しみながら見てもらえればうれしいです。また、今作は桑野さんの影響で、どう周囲の人々が変わっていくのか、さらに少し感動できる箇所もあるので、そこも楽しみに見ていただければと思います」と見どころを解説する。

最後に、「13年空いてもできる作品なので、また13年後でも、やろうと思ったらできる作品。逆に、寅さんじゃないですけど、毎年やってシリーズ化しても面白い作品だと思います。『結婚できない男』ってタイトルなので、結婚したら終わっちゃうとは思うんですけど、終わってはほしくないし、ハッピーエンドにはなってほしいし、ずっと続けていってほしい。次回のタイトルは『まだまだ結婚できない男』でお願いします(笑)」と、今後の展望について語った。

■ 「まだ結婚できない男」第3話あらすじ

主人公の建築家・桑野(阿部寛)が、隣人で女優のタマゴ・早紀(深川麻衣)の新恋人として写真週刊誌に掲載される。

建築設計事務所や弁護士のまどか(吉田羊)、有希江(稲森いずみ)ら周囲の人々は、思わぬ桑野のスキャンダルに、大盛り上がり。

そんな折、桑野とまどかは、いなくなったパグ犬のタツオを探す早紀に出くわす。パグのことを内心気になって仕方のない桑野が、タツオを発見し思わず「ケン!」と呼び掛け…。桑野とパグ犬が、時空を超えた再会を果たす!?(ザテレビジョン

塚本高史が、阿部寛主演ドラマ「まだ結婚できない男」第3話オンエアに向けて、撮影秘話などを語った