アーセナルは21日、プレミアリーグ第9節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦し、0-1で敗戦した。

公式戦8試合負けなし中のアーセナルが、3試合勝利のないブレイズのホームに乗り込んだ一戦。ミッドウィークヨーロッパリーグ(EL)のヴィトリア・ギマランエス戦を控えるアーセナルは、前節のボーンマス戦と同じ先発メンバーを起用。左足首痛から復帰したラカゼットが9月以来のベンチ入りを果たした。

オーバメヤンを最前線に配置した[4-2-3-1]の布陣で試合に臨んだアーセナルは、自陣で[5-3-2]の守備ブロックを敷くブレイズに苦戦。それでも、アーセナルは21分カウンターの形からようやく最初の決定機を創出。ブカヨ・サカのパスで左サイドを抜け出したコラシナツのクロスにペペが詰めたが、これは上手くミートできず右に流れた。

対するブレイズは、セットプレーからチャンスを迎える。30分、ノルウッドの左CKをファーサイドのオコネルが頭で折り返すと、最後はゴール前のムセが押し込んだ。

先制を許したアーセナルは35分、コラシナツとのワンツーでボックス内に侵入したブカヨ・サカがイーガンに倒されたが、これはブカヨ・サカシュミレーションと判定された。さらに前半終了間際の46分には、ジャカの強烈なミドルシュートがブレイズゴールを襲ったが、相手GKの好セーブに阻まれた。

迎えた後半、1点を追うアーセナルジョー・ウィロックを下げてダニ・セバージョス投入。立ち上がりから攻勢に出たアーセナルだが、ボックス内を固めるブレイズを攻略できず氏時間が経過する。

膠着状態が続く中、アーセナルは69分にジャカを下げてラカゼットを投入。ラカゼットを1トップに据え、2列目を右からペペ、ブカヨ・サカオーバメヤンと並べた。すると72分、ペナルティアーク手前でラカゼットがマクゴールドリックに倒されFKを獲得。しかし、ペペの直接FKは相手GKが難なくキャッチした。

その後、78分にペペを下げてマルティネッリを投入したアーセナルだが、最後までブレイズの牙城を崩すことができず。試合はそのままタイムアップ。ムセのゴールで逃げ切ったブレイズが4試合ぶりの白星を手にした。一方、敗れたアーセナルは昇格組相手に2敗目を喫することになった。

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