2019年10月18日、韓国メディアによると、ソウルの駐韓米国大使館に、大人数の大学生が乱入した。そのうちの7人には、拘束令状が請求された。しかし、実際に連行されたのは19人。協力した大学生を加えれば、もっと多くの大学生が加担していると思われる。

 彼らは、米大使館邸の垣根を乗り越えて、ハリス大使の生活する建物の玄関前で、在韓米軍防衛費分担引き上げを糾弾するデモを行った。

 常識的に考えて、大使館内はその国の法律で運営されている。この大学生たちが不法侵入の現行犯として銃殺されてもなんらおかしくはないのだ。命が助かっただけでも、米国に感謝せねばならない。

 この乱入に対して、韓国の警察は無力だった。いや、彼らに少なからず加担していたとも言える。大学生が大使館の塀にはしごをかけて鞄を持ったまま乗り越える姿が写真に撮られている。この間、警察はなにもしなかった、傍観したのだ。

 「はしごを片付け時に発生しうる負傷を心配した」「女子学生の身体接触が難しく、婦人警官の到着を待った」など、警察の発表とは思えない言い訳をしている。万が一、これがデモではなく、テロに発展していたら、一気に国際問題になっていたのだ。

 これでは「政府が反米デモを放置した」と揶揄されてもしかたない。

 ハリス大使は、「猫たちは無事だ」となかったことにしようと寛容な言葉を述べたが、韓国国民はこれを韓国に対する批判と取っている。救いようがない大馬鹿民族だ。

 昨年も40代の朝鮮系女性が、大使館邸に不法侵入した。この警備不良ぶりは、いったいなんなのだろう。 本来警備は頑強すぎるほどして然るべきである。しっかりと行わなかった警察のために、不必要な混乱と外交摩擦が生じている。

 韓国政府にとって、警察の存在はいったいなんだろうか。その責任は誰にあると言えるのだろうか。ほぼ壊滅状態の韓国警察。日本の警察庁警視庁・道府県の警察本部から素直に教えを乞う必要がありそうだ。ただ、韓国のレベルだと高度すぎて理解できないので、小さな田舎の警察署の新人警官から学ぶ方が適していそうだ。

韓国のイメージ