10月23日(水)、日野自動車オリジナルアニメーション『あの日の心をとらえて』をYouTubeにて公開する。また、前日の22日(火)の23時58分頃には、テレビ東京にて特別版60秒CMが1回切りでオンエアされる(以降は30秒版)。

【写真】作品にも登場する未来のモビリティ「FlatFormer」

本アニメは「東京モーターショー2019」における日野自動車のコンセプト「Transporting Every Happiness」や、未来のモビリティ「FlatFormer」を描いた作品であり、「機動戦士ガンダムシリーズ」などの近未来作品を手掛けてきたアニメスタジオサンライズと共に制作。

さらに、監督には京極尚彦(主な作品「ラブライブ!」)、キャラ原案は宇木敦哉(主な作品「センコロール コネクト」)、楽曲担当には東京カランコロン(楽曲「リトルミスサンシャイン」)と豪華制作陣が勢ぞろいしているのだ。

10月24日(木)より開幕する「第46回東京モーターショー2019」。同モーターショーに出展する同社は、ブース内にてテーマとしている「Transporting Every Happiness」を実現する未来のモビリティ「FlatFormer」を世界初公開。アニメ『あの日の心をとらえて』は、この「FlatFormer」が存在する世界を表現した作品となっており、その世界観を表現したコンテンツがブース内に展示されるため、こちらも注目だ。

物語の舞台は20XX年、「FlatFormer」をはじめとした先端技術によって自然が保護され、美しい景観が保たれた地方の町。この時代では、モビリティが社会のインフラとして、エネルギー供給から、衣食住などの人々の暮らしに至るまで幅広く支えている。

そんななかで、離れ離れになってしまった主人公の流斗と幼なじみの美智。時間と空間を超えて、彼らを「FlatFormer」がつなぐ…という物語が描かれている。

京極監督は「モビリティを中心にした生活が、見慣れた田舎の景色を壊さず、すごく快適な環境を与えてくれる。主人公たち以外もモビリティを利用していて、ベビーカー一つとっても今よりも進化しています。そんななかで住んでいる人たちの幸せな気持ちが伝わるような、優しさと温もりがある映像を目指しました」と、コメントを寄せた。

また、東京モーターショーと動画の公開に先駆け、ティザーサイト10月9日「トラックの日」より公開しており、アニメの概要情報が公開されるやいなや、Twitter上では「日野自動車のアニメ…!? 見たい…!」「宇木さんと京極さんとは面白い組み合わせ!」「豪華だけどもいろいろとすげえな!」などと盛り上がっており、ファンからの期待度の高さもうかがえる。(東京ウォーカー(全国版)・Raira)

ティザーサイトは10月9日「トラックの日」より公開中