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夜の公園で繰り広げられる
猫の井戸端会議を撮るためのカメラ装備

 台風の被害に遭われた方々、お見舞い申し上げます。想像以上の規模でありました。台風が去ると近所の地域猫はどうなったかなと気になるもので、徒歩で行ける範囲でと、夜になると猫が集まって井戸端会議を繰り広げる公園に行ってみると、さすがにいないかと思いきや、おりました。風で落ちた枝と一緒に撮ったのが冒頭写真。とりあえず無事。塀の上でぼーっと遠くを見ているチャトラも。首のあたりの肉がだぶついてるのを見ると、首輪をしてるようである。

 と始まったけど、実は前回の続き。明るい単焦点レンズは夜の猫を撮るときにもオススメなのだ。昼間は人目に付かないところにいる猫も、夜になって人通りが減ると安心してふらっと出てきたりするのである。時には道路の真ん中で油断しきってゴロゴロしてて、わたしが通りがかると慌てたり。

 そんなときに明るい単焦点レンズがあると、夜の暗い場所でもISO感度を上げすぎないで撮れる、背景の光源がふわっと丸く光ってアクセントになる、というメリットがある。そして、たまたま猫に街灯の光が当たっていると、漆黒の背景に猫が浮かび上がる感じになってカッコいい。白っぽい猫だと、マイナスの露出補正をかけてやればいい感じのコントラストになる。こんな風に。

 オリンパスのE-M1 Mark IIに56mm F1.4と30mm F1.4を携えて、夜の散歩。E-M1 Mark IIを使うのは、わたしの主力機、ってのもあるけど、手ブレ補正が超強力だから。夜の撮影によいのである。シャッタースピードを下げて、猫がじっとしてる瞬間を狙って……撮ったら、目の前を別の猫がそそくさと通り過ぎてくださりやがったので、面白い写真になりました。シャッタースピードは1/8秒。

 大きくブレてるチャトラをじっと見つめてる薄いチャトラ、ていう静と動な感じがポイントだ。夜の猫を撮るには超強力な手ブレ補正が必須ですな。

夜猫を撮るならF1.4〜1.8クラスレンズがオススメ

 ISO感度を上げれば、軒下の物置の上にちょこんと座ってる猫も撮れる。この猫の場合は影にいたので肉眼だと「あれ? 物置の上になんかものが置かれてるっぽいな」というくらいで、わたしの視力では猫かどうかはまったくわからなかったのだけど(見つめてもピクリともしないし)、ファインダーを覗いてみたら、しっかり猫だったのだった。

 一眼レフって光学ファインダーなので、暗い場所は暗くしか見えない。当たり前だけど。ミラーレス一眼のEVFはセンサーが捉えた画像を処理してファインダーに表示しているので、暗いところでも可能な限りちゃんと見せてくれるわけで、これはまあEVFだからこそ「あ、やっぱ猫だ」と撮れた写真なのだ。明るく撮れてるからそんな感じはまったくしないんだけど、実はかなり暗いのである。

 そんなこんなで、深夜の猫集会タイムが近づいてきた。

 いやあ、深夜の猫は自由気ままで楽しげでよいですな。昼間は子供たちが遊んでるので公園には絶対にこないもの。

 そんなわけで、日没が早くなり、かといって冬ほど寒くはない季節は夜猫散歩に最適なので、F1.4〜1.8クラスレンズを1本用意して散歩しよう、という話でありました。

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オリンパス「OM-D E-M1 Mark II」で台風一過の夜猫を激写!