【話題のニュースダイジェスト】 10月14日から20日までの期間、「BCN+R」で注目を集めたのは、即位礼正殿の儀が行われる10月22日についてだ。祝賀パレードは延期。10月22日令和元年だけ祝日になるだけに、それがどうなるかも含めて多く読まれた。また、増税前後のスマートフォン(スマホ)決済の利用者増にも関心が高まった。さらに、PlayStation 4用ゲームタイトル「モンスターハンターワールド:アイスボーン」(モンハン)の発売でSSDが売れていること、「Surface Neo」「Duo」、PayPayなどにも興味を示したようだ。ニュースを振り返る。

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●10月22日は祝日!?



 天皇陛下が即位を内外に宣言される「即位礼正殿(そくいれいせいでん)の儀」で行われるはずだった祝賀パレードが延期となった。延期後の実施日は、11月10日を予定している。パレードが延期されたが、10月22日の“祝日”はそのままだ。

 今回の延期は先週末に日本列島に上陸した台風19号の被災者対応のため。インフラの復旧作業や被災者の避難生活は長引いており、3週間の期間を設けることになった。祝賀パレードは延期される見込みだが、「即位礼正殿の儀」は予定通り。


●増税前後でスマホ決済利用者が急増



 10月1日に実施された消費増税は、決済方法を巡る議論も巻き起こしている。引き金になったのが、政府肝入りの消費喚起施策「キャッシュレス・ポイント還元事業(消費者還元事業)」。キャッシュレス決済によって2%もしくは5%の還元を行うというもので、昨年末からブームになっているスマートフォン(スマホ)決済の利用者増加にもつながっているようだ。

 キャッシュレス・ポイント還元事業の期限は来年6月までで、事業登録する店舗がますます増えることが予想される。スマホ決済サービス各社は、このキャッシュレス推進のトレンドに乗っかることで、さらなる利用者の増大を狙っている。


●「モンハン」発売後にSSDの販売が急増



 PlayStation 4用ゲームタイトル「モンスターハンターワールド:アイスボーン」(モンハン)が10月10日、第一弾となる大型アップデートを行った。再起したハンターも多くいると思うが、改めてロード時間の長さに悩むハンターもいるはず。そこで活躍するのが外付けSSD。内蔵しているHDDよりもロード時間が大幅に短縮できるとして好評で、目下、飛ぶように売れている。

 全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」で、発売の前後で外付けSSDの販売数量を比較すると、大きく変化していることが分かる。モンハン発売1か月前の8月5日週の販売台数を1とした指数推移をみると、8月末週までは1.1を上回ることはなかったが、モンハンが発売した9月2日週は1.78倍に成長。その後も1.7~1.5の高水準で推移している。


●マイクロソフトが「Surface Neo」と「Duo」を初公開



 日本マイクロソフトは、米国で2020年末の発売に向けて開発中の9インチデュアルディスプレイの手のひらサイズPC「Surface Neo」と、GoogleのAndroidプラットフォームを採用する5.6インチデュアルディスプレイのポケットサイズPC「Surface Duo」を日本で初披露した。いずれも、2画面を360度回転できるヒンジで接続するスタイルで話題になった。

 Surfaceのマーケティングの総責任者として来日した米マイクロソフトのマット バーロゥ コーポレートバイスプレジデントは、「日本で公開するのは初めて」としてSurface Neoを持ちながら、2画面を自在に回転させながら、さまざまな使用シーンで効果的に使えることをアピールした。


●まだ間に合う! PayPay×ユニクロキャンペーン



 ユニクロ店頭でPayPayを利用してヒートテックインナーを購入すると、もう1枚が無料になる「PayPayでのお支払いでヒートテックを1枚買うともう1枚無料キャンペーン」。期間は22日までで、かろうじてまだ間に合うので、冬の必需品をゲットしたければ、店舗に行ったほうがいい。

 このキャンペーンは、通常のスマホ決済キャンペーンと異なる点が多い。それ故に、売り場では多少の混乱も生じているようだ。まず、注意したいのは利用するためにPayPayだけでなくユニクロの公式アプリも必要だということだ。レジであたふたすることがないよう、事前にインストールしておくことを勧めたい。
10月14日から20日までで話題になったニュースは?