セルビアサッカー協会(FSS)は21日、欧州サッカー連盟(UEFA)から無観客試合の処分を下されたことを発表した。

今回の処分の原因は、9月7日にベオグラードで行われたポルトガル代表とのユーロ2020予選でのこと(試合は2-4ポルトガルが勝利)。サポーターによる人種差別的な行動が問題視されていた。

無観客試合の処分は、ユーロ2020予選の2試合が対象になるとのこと。11月14日に行われるルクセンブルク代表戦、同17日に行われるウクライナ代表戦が対象だ。

なお、ルクセンブルク戦は無観客試合となるものの、UEFAの規定により14歳未満の子どもたちが観戦可能に。サッカークラブや学校、アカデミープレーする子どもたちは観戦することができる。

ユーロ2020予選でグループBに入っているセルビアは、ウクライナポルトガルに続いて3位に位置。首位のウクライナは1試合消化が多いものの、勝ち点差は9となっており、セルビアは正念場を迎えている。

サムネイル画像