リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、レアル・マドリードやマンチェスター・Uの監督に就任する可能性があったようだ。14日付けで、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
報道によると、かつてリヴァプールのFWとして活躍した元イングランド代表ロビー・ファウラー氏がドイツ人指揮官の秘話を明かしている。クロップ監督はドルトムントを退団してからリヴァプールの監督就任が決まる前、レアル・マドリードやマンチェスター・Uからのオファーを断ったようだ。ファウラー氏は以下のように語っている。
「私は数年前にクロップと対談したよ。彼は、ビジネス上の利益だけに焦点を当てる方法があまり好きではなかった。だから、レアル・マドリードやマンチェスター・Uなどといったビッグクラブからのオファーをいくつか断ったと言っていたよ」
また、ファウラー氏はクロップ監督が新たなチームにリヴァプールと決めた理由も明かしている。
「頂点に立つために必要なお金と、クラブとファンの歴史とアイデンティティ。それらのバランスが取れたリヴァプールを彼は好んでいたようだね」
昨シーズン、リヴァプールでチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げ、名実ともに名将となったクロップ監督。『マルカ』は、レアル・マドリードへの扉はまだ閉じられていないだろうとも伝えており、今後のキャリアに注目が集まっている。
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