アメリカの経済紙『フォーブス』は21日、2019年度の世界で最も影響力のあるスポーツ代理人50名を発表した。取引額と手数料の収入によって選出される同ランキングでは、サッカー界の辣腕代理人3名がトップ5入りを果たしている。

今年度のランキングで1位に輝いたのは、イギリスにある世界屈指のフットボールエージェンシー『Stellar Football Ltd』の共同経営者であり、レアル・マドリーウェールズ代表FWガレス・ベイルアトレティコ・マドリースペイン代表MFサウール・ニゲス、マンチェスター・ユナイテッドイングランド代表DFルーク・ショーらヨーロッパでプレーする200名以上といわれる選手を顧客に持つ、ジョナサンバーネット氏。

昨年度の3位から一気にトップへ上り詰めた同氏は、今年度に12億8000万ドル(約1390億円)の金額を移籍金や契約金などで動かし、その内少なくとも1億2800万ドル(約138億円)を手数料として手にしているという。

また、3位にはポルトガルにあるフットボールエージェンシー『Gestifute』を経営し、ユベントスポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらスーパースターを顧客に持つジョルジュ・メンデス氏(取引額12億ドル)、5位にはマンチェスター・ユナイテッドフランス代表MFポール・ポグバらを顧客に持つミーノ・ライオラ氏(取引額7億ドル)とお馴染みの2人がランクインしている。

なお、2位にはメジャーリーグで辣腕を振るう野球界屈指の代理人スコット・ボラス氏、4位にはバスケットのNBAで辣腕を振るうジェフ・シュヴァルツ氏が選出されている。

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