チャンピオンズリーグ(CL)グループD第3節、アトレティコ・マドリーvsレバークーゼンが22日に行われ、1-0でアトレティコが勝利した。

前節ロコモティフ・モスクワ戦を2-0と快勝し1勝1分けスタートとしたアトレティコは、3日前に行われたラ・リーガバレンシア戦を逃げ切れず1-1で引き分けた。攻撃陣の得点力に陰りが見られる中、バレンシア戦のスタメンから4選手を変更。負傷したフェリックスの他、モラタやエルモソに代えてコレアやトリッピアー、ロージらを起用した。

対するレバークーゼンは前節ユベントス戦を0-3と完敗。2連敗スタートとなり後がなくなった中、4日前に行われたブンデスリーガフランクフルト戦でも0-3と完敗した。そのフランクフルト戦のスタメンから3選手を変更。アラリオ、ドラゴビッチ、負傷したヴェンデウに代えてベララビ、ター、L・ベンダーを起用した。

共にフラットな[4-4-2]で臨んだ一戦。アトレティコは2トップにジエゴ・コスタとコレア、中盤に右からコケ、H・エレーラ、トーマス、サウールと並べた。

対するレバークーゼンは2トップにフォラントとハフェルツ、中盤に右からベララビ、バウムガルトリンガー、デミルバイ、アミリ、左サイドバックにL・ベンダーを配置した。

後のないレバークーゼンが前がかる入りとなった中、アトレティコは14分にアクシデント。右足太ももを負傷したホセ・ヒメネスがプレー続行不可能となり、エルモソが投入された。

引き続きレバークーゼンがやや押し込む展開で推移するも、シュートチャンスには至らない。結局、両チーム通じてアトレティコの枠内シュート1本に終わった前半はゴールレスで終了した。

迎えた後半も膠着した展開で推移した中、アトレティコは58分にジエゴ・コスタがヘディングシュートでゴールに迫った。そのアトレティコは存在感のなかったコレアに代えてレマルを投入。

さらに70分、コケに代えてモラタを投入し、攻撃の枚数を増やしたアトレティコが78分に均衡を破った。レマルのパスを左サイド高い位置で受けたロージのクロスをモラタがヘディングで押し込んだ。

結局、試合を通して唯一と言っていい決定機をモノにしたアトレティコが勝利。2勝1分けとし、順調に勝ち点を積み上げている。一方、敗れたレバークーゼンは厳しい3連敗となった。

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