アーノルド・シュワルツェネッガー(72歳)は現在、99%ヴィーガンだという。わずかな例外を除き、肉や乳製品を完全に断った生活を3年にわたって続けているそうだ。

ただ、11月8日に日本公開される「ターミネーター:ニュー・フェイト」のプロモツアーで、その規律正しい食生活が混乱を極めているという。

エンタメニュースサイト・ラッドバイブルに向けた動画撮影の際にも、自身のヴィーガン生活が乱れに乱れたようで、故郷のオーストリアやアメリカのお菓子を並べられ、好きなものを食べて欲しいと言われたとして、アーノルドは「俺の食生活がめちゃくちゃにされた!キプファール・クッキーオレオ、トゥインキ―、ザッハトルテ……」と愚痴をこぼしていた。

ちなみに、現在の日常の食事メニューは、ボディビルダー時代のそれとは全く別物だそうで、若い頃はツナ、肉、卵、鶏肉で筋肉を成長させ、1日5回、“とんでもない量”の食事も全く苦にならなかったそうだ。

2013年の映画「大脱出」での有名なセリフ「お前ベジタリアンみたいな殴り方するな」も前言撤回、2015年にアーノルドは「今、毎年700万人の人間が亡くなっている。これは警告であって政府は人々を守る責任がある。温室効果ガスの28%は肉食、牛を育てることで発生している。もっと上手いやり方があるんだ」と訴えていた。

そんなアーノルドは先月、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリ16歳)に電気自動車をわたし、話題を呼んでいる。グレタノルウェー/スウェーデンのテレビ番組「スカヴラン」にて、「私がオファーを受けた一番おかしなものは、アーノルド・シュワルツェネッガーから、必要なら電気自動車を貸すよっていう提案でした」と明かしていた。