ジェノアは、新指揮官としてクラブOBの元イタリア代表MFチアゴ・モッタ氏と契約を結んだことを発表した。22日、クラブが公式サイトで発表している。

 モッタ氏は現在37歳で、現役時代にはバルセロナインテルパリ・サンジェルマン(PSG)などのクラブでプレー2008ー09シーズンにはジェノアにも所属した。また、ブラジル出身ながら、代表活動ではイタリア代表を選択し、30試合に出場した経歴を持っている。昨年現役を引退したモッタ氏は、短い期間ではあったがPSGのUー19チームを率いて、指導者としてのキャリアをスタートさせていた。

 ジェノアは今夏、新しくイタリア指揮官のアウレリオ・アンドレアッツォーリ監督を招へいするも、8試合を終え勝ち点が5と成績が振るわず、22日に解任を発表。直後にクラブOBであり、まだ指導歴の浅いモッタ氏を抜擢する形となった。

 モッタ氏の初陣は、セリエA第9節のブレシャ戦になる見込みだ。

ジェノアの指揮官就任が発表されたモッタ氏 [写真]=Getty Images