トッテナムは22日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループB第3節でツルヴェナ・ズヴェズダと対戦し、5-0で大勝した。同試合後、マウリシオ・ポチェッティーノ監督はリバウンドメンタリティを示したチームを称賛した。

前節、バイエルンに2-7の屈辱的な敗戦を喫するなど、公式戦3試合未勝利と苦境が続くトッテナム。しかし、今季のCL初勝利を目指したツルヴェナ・ズヴェズダとのホームゲームではここまでの不振を払しょくする見事な戦いぶりを見せた。

試合開始9分にMFエリク・ラメラの右CKをエースFWハリー・ケインが頭で合わせて先手を奪うと、16分にもボックス右に抜け出したラメラのクロスをファーのFWソン・フンミンがボレーで合わせて加点。前半終了間際の44分にはMFタンギ・エンドンベレのボール奪取からのショートカウンターを再びソン・フンミンがゴールで完結させる。

後半に入っても攻撃の手を緩めないトッテナムは、この試合がクラブ通算200試合目となったラメラが57分に見事な反転シュートを決めて自身のメモリアルゲームを自らのゴールで祝うと、72分にはエンドンベレのお膳立てからケインがトドメの5点目を奪い、圧巻のパフォーマンスで今季CL初勝利を手にした。

同試合後、ポチェッティーノ監督はクラブ公式サイトインタビューでCLにおけるクラブ最多得点差での大勝を飾った一戦を振り返っている。

「(試合前に)私は2つのことを話していた。勝ち点3のために勝利が重要であること。また、我々の自信を回復するために勝利が必要であることを」

「最高の薬は試合に勝利し、且つ良いパフォーマンスを見せることだ。そういう意味で今日の我々はファンタスティックだった。今の気分は最高ではなく、良い気分といったところだね。我々にはまだ多くのやるべき仕事があるからだ。それでも、我々は良い方向に進んでいると思う」

アルゼンチン指揮官は勝利という結果、チームパフォーマンスに満足感を示した一方、今回の勝利がすべてを好転させるわけではないと今後に向けて気を引き締めることも忘れていない。

「我々は落ち着く必要がある。もちろん、勝利を祝うことは重要だが、同時にチームを改善していくために今後もハードワークを続ける必要があることを全員が理解している」

ネガティブな動きを減らすうえで重要なことは、いつでも最初の小さなステップなんだ。フットボールにおいてもね。それは全員が理解していることだ」

最後に、ポチェッティーノ監督はポジティブな要素に溢れた今回の一戦で最も嬉しかったことについて問われると、「ファンとの繋がり、プレーヤーたちの戦う姿、結果、そのすべてを嬉しく思っている。5年前、チャンピオンズリーグプレーすることが我々の夢だったことを忘れてはいけない。同時にこのような素晴らしい施設を持つことも夢だった。だから、今日のような勝利をみんなで祝うべきだ」と、エモーショナルな言葉で締めくくっている。

なお、今回の大勝によってひとつの危機を乗り越えたトッテナムだが、今週末に行われるプレミアリーグでは難攻不落のアンフィールドで首位リバプールとのビッグマッチが控える。

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