※写真は昨年の様子

株式会社朋栄は、2019年11月13日から15日の期間中に千葉・幕張メッセで開催される国際放送機器展「Inter BEE 2019」に出展する(ホール4/No.4206)。

同社ブースでは、今年も「FOR-A World of Possibilities(無限の可能性に向けて)」をメインテーマとして継続しながら、ブース内を「トータルマネージメント」「スイッチャー/ルーティングスイッチャー」「プロセッサー」「ファイルベース」「グラフィックス」「スーパースローモーションカメラ」「輸入取扱製品」の7つのエリアに分けて展示。12G-SDI/IP製品、HDR対応製品、グラフィックス関連製品などを組み合わせ、制作現場の省力化・自動化というニーズに対応可能な製品/ソリューションを出展するとしている。主な展示製品は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

■トータルマネージメント

12G-SDI/IP、グラフィックスなどの技術基盤を活用し、信号分配や回線、ライブ制作、編集制作の各環境の統合を実現。

■スイッチャー/ルーティングスイッチャー

番組/報道制作に不可欠な各種12G-SDI対応スイッチャーを展示。

  • 12G-SDI対応ビデオスイッチャー HVS-6000/6000M[新機能]
    全入力が12G-SDIに標準対応した2M/Eビデオスイッチャー。3M/E構成に拡張可能。25GbE IPポートを8基備えたIP入出力カードオプションHVS-6000IP-8IOも、新たに追加。
  • 12G-SDI対応ビデオスイッチャーHVS-1200
    12G-SDIに対応し、4K UHD 10入力・10出力が可能。
  • 12G対応ルーティングスイッチャーMFR-6100[NEW]
    12G-SDI入出力で、最大144入力x144出力のマトリクス構成が可能。入出力は、それぞれ9系統単位で拡張可能。CPU、電源ともに冗長構成が可能。
■プロセッサー

4K/HD、SDR/HDR、ベースバンド/IPが混在するワークフローで活用可能な各種プロセッサー製品を展示。

  • 12G-SDI対応シグナルプロセッサーFA-9600[新機能]
    標準でHD2系統、オプションで4K+HDの処理が可能。SR Live for HDR(※1)に対応するほか、SFP+オプションも登場。4K HDRディス プレイの設定を連動させるVideo Payload ID連動機能(※2)を搭載。
  • 12G-SDI/IP対応信号発生器ESG-4200(朋栄エレテックス)
    SMPTE ST 2022-6、ST2110によるIPストリームの出力に対応。SDI出力は2系統出力に拡張でき、各系統ごとに独立した制御、設定が可能。Video Payload ID編集機能も搭載。
  • タイムラグチェッカーEDD-5400(朋栄エレテックス)
    Quad Link 3G-SDI、HD-SDIの各信号フォーマットにおいて、映像、音声、音声CH間、映像と音声間の遅延、およびVANC信号と映像間の遅延を測定可能。オプションで12G-SDIに対応するほか、GNSS(衛星測位システム)で遠隔地間の伝送遅延測定が可能。
  • 12G-SDI対応フレームレートコンバーターFRC-9100
    4K/HDのアップ/ダウン/クロス変換をサポート。オプションで12G-SDIに対応。
  • ユニバーサルシステムフレーム用 各種USFモジュール製品
    システム構築に欠かせない各種モジュール製品を、12G-SDI対応製品を中心に紹介。
(※1)SR Live for HDRは、ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社の提唱するHDR映像制作ワークフローです。
(※2)SMPTE規定のPayload ID Colormetry Bitによる設定変更に対応したディスプレイが必要になります。
[InterBEE2019]朋栄、InterBEE2019出展概要を発表。制作現場の省力化・自動化ニーズに対応可能な製品/ソリューションを展示