アジアサッカー連盟(AFC)は22日、2019年11月2日に開催される予定であったACカップ決勝に関して、北朝鮮の平壌での開催を見送る事を発表した。代替地は中国の上海となる。

AFCカップとは、ACLのグループステージに出場枠を獲得していない全ての協会に出場権が与えられ、西アジア中央アジア南アジアASEAN東アジアの地区に分かれてグループステージが行われる。

今年のAFCカップ決勝は、北朝鮮の4.25体育団とレバノンのアル・アヘドによる試合が平壌で予定されていた。

しかし、先のカタールワールドカップ アジア2次予選の北朝鮮vs韓国の一戦では、メディアや外国人観光客の締め出しが行われ、テレビ中継なども一切ない状況に。AFCはその点をふまえ、スポンサーや放送、メディア、アクセシビリティを考え、中立地開催を決定したとのことだ。

なお、上海はアクセスが容易であること。また、中国サッカー協会も開催の意向に賛同したため、決定したとのことだ。スタジアムは今後決定するとされている。

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