間近にせまったハロウィンだが、古代ケルト人はこの日に死者の霊が家族のもとにやってくると信じていたようだ。そのため10月に入ると欧米ではまことしやかに心霊現象を見聞きしたという話題が出てくるが、このほどアメリカから幼い息子のベッドに乳児の霊らしきものを見つけた母親が、原因が夫にあったことで一安心したという珍エピソードが飛び込んできた。『The Sun』『Mirror』などが伝えている。

米イリノイ州ネイパービルに住むマリッツァ・エリザベスさん(Maritza Elizabeth、32)は、夫や2人の子供と一緒に暮らしている。ところが最近、生活が一変するような出来事があった。マリッツァさんがその出来事を今月18日にFacebookに投稿したところ、多くの関心を集めている。

マリッツァさんの投稿によると、子供達の部屋には監視カメラが備え付けており、夫婦の寝室からはいつでも子供達の様子をうかがうことができるようになっている。そしてある夜に子供達が寝静まった後、幼い息子の様子をモニターで確認しようとしたところ、マリッツァさんは肝を冷やすこととなった。そこには息子以外の乳児の顔があったのだ。

マリッツァさんの息子は乳児の顔に寄り添うようにして眠っており、これを目にしたマリッツァさんは「乳児の魂がベッドに憑依した」と思ったという。この時、懐中電灯を持って息子の部屋に行こうと思ったようだが、恐ろしさのあまりとにかく眠ろうとしたとのことだ。

そして夜が明けて、マリッツァさんは息子のベッドを調べることにした。するとベッドのマットレスに、乳児の顔写真が載った商品ステッカーが貼ってあることに気づいた。この顔写真がベッドのシーツに透けて見え、さらに夜の暗い部屋の中で不気味に浮き上がり、マリッツァさんの目には乳児の幽霊に見えたようだ。

普段はシーツの下にベッドパッドを敷いておりステッカーが透けて見えることはないのだが、その日はマリッツァさんの夫がシーツを変えようとした時にベッドパッドを敷くのを忘れていたようだ。原因は夫の“うっかり”によるもので、マリッツァさんはFacebookにこのように綴っている。

「昨晩、息子のベッドに赤ちゃんの幽霊がいたんです。本当に恐ろしくてほとんど眠ることができませんでした。」

「そして今朝、ベッドを調べてみたんです。すると夫がベッドパッドを敷くのを忘れていたのが原因でした。本当にもう! 夫に飛び蹴りしようかと思ったわ。」

これには多くの人が笑いが止まらなかったようで、「気味が悪いけど、本当に面白い!」「笑えたけど、私でもこれはびっくりするわ」「私の夫も同じことをしそうだから気をつけなきゃ」とスマイルマークを添えたコメントが多くみられた。

世の中の心霊現象と言われるものの一部は、案外マリッツァさんと似たような目の錯覚などが原因なのかもしれない。

画像は『Maritza Elizabeth 2019年10月18日付Facebook「So last night I was positive there was a ghost baby in the bed with my son.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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