チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第3節が23日に行われ、日本代表FW伊東純也が所属するヘンクとリヴァプールが対戦した。伊東は先発出場で奮闘したが、同点弾アシストは幻となり、87分に途中交代となった。
試合は開始2分、リヴァプールがいきなり先制する。ファビーニョからパスを受けたアレックス・オックスレイド・チェンバレンがペナルティエリア前から右足シュートをゴール左隅に突き刺して先制点を挙げた。
ヘンクは26分、右サイドの伊東が余裕を持ってクロスを送ると、ムブワナ・サマッタがヘディングシュートを叩き込んでゴールネットを揺らす。しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の判定により、伊東のオフサイドを取られて得点は認められなかった。
1点リードで折り返したリヴァプールは57分、ロベルト・フィルミーノの落としをエリア前中央のチェンバレンが右足アウトサイドで合わせると、シュートはクロスバーに当たってゴールに吸い込まれた。
リヴァプールはさらに77分、右サイドからフィルミーノ、モハメド・サラーとつないで、最後はエリア中央へ抜け出したサディオ・マネがワンタッチで流し込んで追加点。87分にはサラーがエリア前中央でゴールを背にパスを受けると、巧みなターンで抜け出し右足シュートでダメ押しゴールを挙げた。
ヘンクは直後の88分にステファン・オデイが折り返しを押し込んで一矢報いたが、試合はこのままタイムアップ。リヴァプールが敵地で快勝を収め、2勝1敗で2位をキープ。最下位のヘンクは1分け2敗となった。
【スコア】
ヘンク 1-4 リヴァプール
【得点者】
0-1 2分 アレックス・オックスレイド・チェンバレン(リヴァプール)
0-2 57分 アレックス・オックスレイド・チェンバレン(リヴァプール)
0-3 77分 サディオ・マネ(リヴァプール)
0-4 87分 モハメド・サラー(リヴァプール)
1-4 88分 ステファン・オデイ(ヘンク)
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