チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第3節が23日に行われ、インテルドルトムントが対戦した。

 ホームのインテルは22分、ステファン・デ・フライが前線へロングボールを送ると、ラウタロ・マルティネスオフサイドラインをギリギリで抜け出して、胸トラップから右足で押し込んで先制に成功した。

 ドルトムントは、30分にアクセル・ヴィツェルがペナルティエリア前からミドルシュート、前半アディショナルタイム1分にはジェイドン・サンチョがエリア右に進入して右足シュートを放ったが、どちらも得点には結びつかなかった。

 1点ビハインド折り返しドルトムントは64分にユリアン・ブラントがエリア前中央から右足で狙い、75分にはサンチョがゴール前で折り返しを受けて右足シュートを打つが、いずれのチャンスも相手守備陣のブロックに阻まれた。

 インテルは82分、17歳FWセバスティアーノ・エスポージトが相手エリア内でマッツ・フンメルスに倒されてPKを獲得。キッカーのマルティネスがゴール左を狙うが、GKロマン・ビュルキにセーブされた。

 それでもインテルは89分にカウンターからアントニオ・カンドレーヴァが追加点を挙げて勝負あり。敵地で完封勝利を収めて、今シーズンCL初白星を飾った。

 次節は11月5日ドルトムントインテルをホームに迎える。

【スコア】
インテル 2-0 ドルトムント

【得点者】
1-0 22分 ラウタロ・マルティネスインテル
2-0 89分 アントニオ・カンドレーヴァ(インテル

インテルが今季CL初勝利 [写真]=Getty Images