今夏加入のトリッピアー、適応のカギを握ったのはジエゴ・コスタ

 今夏にトットナムからアトレチコ・マドリードに移籍したイングランド代表DFキーラン・トリッピアーは、チームに加入して以降、同僚のスペイン代表FWジエゴ・コスタのユーモアのおかげでマドリードでの生活に慣れたと主張。また「彼は僕を1日10回もルーニーと呼ぶんだ」というエピソードを披露した。スペイン紙「マルカ」が報じた。

 29歳のイングランド人DFは、今夏にトットナムからアトレチコへ移籍。初の国外挑戦ながら、ここまでしっかりと定位置を確保するなど、新たな舞台で幸先の良いスタートを切っている。

 新たなクラブでの順応について語ったトリッビアーは、チームメイトのコスタが、元イングランド代表FWウェイン・ルーニーD.C.ユナイテッド)を引き合いに冗談を飛ばすおかげで生活に慣れたことを明かし、ピッチ内での狂犬ぶりとは違う一面を紹介している。

「彼は僕を1日10回もルーニーと呼ぶんだ。彼はいつも笑いのためにそういうことをする。だけど、それがジエゴだ。僕は気にしないよ。僕らはみんなそれが面白いと思うからね。それに、僕は彼がいつも冗談を言うのが好きなんだ」

 また「適応は完璧だ」と言うトリッピアーは、マドリードでの生活の順応について「天気はとても快適で、食べ物も素晴らしい。イングランドよりもいいね。人々は僕と僕の家族を歓迎してくれている」と明かしている。

 イングランドからスペインへの移籍とあって新天地でのパフォーマンスが注目されていたトリッピアーだが、コスタらに助けられて充実した日々を送れているようだ。(Football ZONE web編集部)

トリッピアー(左)はコスタとの関係も良好のようだ【写真:Getty Images】