トイレ(Torsakarin/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

神奈川県警少年捜査課と宮前署は、23日、横浜市鶴見区上末吉5丁目に住む、川崎市多摩区の小学校教諭の男(23)を県青少年保護育成条例違反の疑いで逮捕。

また、愛知県警豊橋署は同日、同県豊橋市大清水町大清水居住の県立小坂井高の常勤講師の男(26)を逮捕したのだ。しらべぇ取材班は、警察などから詳しい話を聞いた。

■女子高生の自宅で…

川崎市の小学校教諭の逮捕容疑は、6月29日午後7時52分ごろから同日午後8時10分ごろまでの間、横浜市鶴見区居住の高校1年の女子生徒宅にて、この生徒に対してみだらな行為をしたもの。署によると、男が大学生だった2018年秋ごろ、出会い系のアプリで女子生徒と知り合ったという。

調べに対して、「18歳に満たないことを知っていた。欲望を満たすためにやった」と供述し、容疑を認めている。

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■4月から採用

川崎市教育委員会によると、この男は臨時的任用教諭で大学を卒業した2019年4月から勤務を開始。川崎市は本人からの申請後、教委と採用校の校長がそれぞれ面接を行い、教諭としてふさわしい人物かどうかなどを判断する。

昨今の教員への志願者減少の影響で、臨時的任用教諭の採用に関しても厳しい状況が続くが、誰でも採用している訳ではないと話す。この教諭も日頃の勤務態度に問題は見られなかった。

市教委の石渡一城職員部長は、「教育委員会として事実確認を行ったうえで、厳正な対処をしていく」とコメントした。

■かつらをかぶって女装

一方で豊橋市の高校常勤講師(臨時的任用教諭)の逮捕容疑は、23日午後5時50分ごろ、盗撮目的で豊橋市内の商業施設の女子トイレに侵入したもの。

豊橋署によると、施設の女性従業員が「盗撮されたかもしれない」と他の男性従業員らに相談。男性従業員が女子トイレの出口付近で警戒していたところ、かつらをかぶった男がトイレから出てきたため取り押さえたという。

愛知県教育委員会は男の逮捕について、「詳細を確認中でコメントできない」とのこと。

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(文/しらべぇ編集部・おのっち

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