東海道・山陽新幹線のインターネット予約・チケットレス乗車サービス「エクスプレス予約」「スマートEX」が九州新幹線にも導入へ。これにより、東京駅から鹿児島中央駅までチケットレスで利用できるようになります。

2022年春導入予定

JR九州JR東海JR西日本は2019年10月25日(金)、東海道・山陽新幹線のインターネット予約・チケットレス乗車サービスの「EXサービス」(「エクスプレス予約」と「スマートEX」)を、九州新幹線に導入すると発表しました。3社が「EXサービス」のサービス区間を九州新幹線に延伸することに合意しました。

「EXサービス」は事前にきっぷを発券する必要がなく、専用のICカードや、登録した「Suica」「SUGOCA」といった交通系ICカードを自動改札機にタッチすることで新幹線に乗車できます。

現在、「EXサービス」で東海道・山陽新幹線を利用し、さらに九州新幹線にまたがって乗車するときは博多駅で一度改札を出る必要がありますが、サービスの導入によりこれが解消され、東京駅から鹿児島中央駅までがチケットレスで利用できるようになります。また、窓口の混雑緩和や、運休や遅延時の払い戻しが自動になるなどのメリットがあります。

サービス開始は2022年春の予定です。

「エクスプレス予約」「スマートEX」のサービス区間が九州新幹線に延伸する(画像:JR九州)。