山崎まさよし主演映画「影踏み」(11月8日[金]群馬先行公開、11月15日[金]全国公開)から、中村ゆりの出演シーンを収めた場面写真を独占入手した。

【写真を見る】名バイプレーヤー女優として活躍を見せる中村ゆりの独占カット

横山秀夫の同名小説を原作とするミステリー

本映画は、「64 ロクヨン」や「クライマーズ・ハイ」などで知られる作家・横山秀夫の同名ミステリー小説が原作。

深夜に人のいる住宅に侵入し盗みを働く泥棒“ノビ師”で、“ノビカベ”とあだ名されるすご腕の泥棒・真壁修一(山崎)が、ある住宅に侵入したことをきっかけに、逆に事件に巻き込まれていく姿を描く。

■ 名バイプレーヤー女優として活躍を見せる

中村は、これまでに連続テレビ小説おひさま」(2011年、NHK総合ほか)、「梅ちゃん先生」(2012年、NHK総合ほか)、「花子とアン」(2014年、NHK総合ほか)、「わろてんか」(2017年、NHK総合ほか)という朝ドラ4作品など、数多くのドラマや映画に出演。

映画でも「パッチギ!LOVE&PEACE」(2007年)で、「第3回おおさかシネマフェスティバル新人賞」や「2007年度全国映連賞女優賞」を受賞し、女優として高い評価を受けている。

その中村が今回演じるのは、修一が侵入した家の寝室で、夫を殺そうとしていた女・葉子。葉子は、県議会職員である稲村の妻で、寝入った夫を焼き殺そうとするところを、たまたま家に忍び込んでいた修一に制止される。

姿を見られた修一はその直後、通報もされていないのに現場に現れた刑事・吉川(竹原ピストル)に逮捕されるが、夫を殺そうとしていた葉子については事件として扱われることはなかった。

刑期を終えた修一はその事実と、葉子の背後に関西系ヤクザが付いていたことを知り、稲葉と離婚した葉子を問い詰めるため、彼女が営むスナックへ。

修一は、幼なじみで恋仲の久子(尾野真千子)の制止を聞かず、相棒であり弟の啓二(北村匠海)と共に事件の真相を求め行動を開始する。

予想のつかない展開に加え、重厚な人間ドラマが繰り広げられる本作。その中で、中村は名バイプレーヤー女優として活躍を見せている。

■ 映画「影踏み」あらすじ

ノビ師(泥棒)の真壁修一はある夜、侵入した稲村邸で、寝ている夫に火を放とうとする妻・葉子を目撃する。咄嗟に止めに入ったが、なぜか偶然、その場に居合わせた刑事に現行犯逮捕される。

2年後、出所した修一を迎えたのは、弟の啓二と恋人の久子だけ。なぜ稲村邸への侵入がバレたのか? なぜ自分だけが逮捕されたのか? そして放火殺人を謀った葉子の行方は…。

謎を解明するため、修一は探偵さながらの行動を開始する。(ザテレビジョン

山崎まさよし主演映画「影踏み」から、中村ゆり(右)演じる葉子の登場シーンを収めた場面写真が公開された