先日、米ペンシルバニア州カーネギーの小屋でお腹を空かせていた所を保護されたメスのフォックステリアが、2007年に行方不明になっていたキャサリンストラングさんの愛犬、ダッチェスだった事が判明。見事、12年ぶりの再会を果たした。


ダッチェスは発見後、保護団体「Humane Animal Rescue」に引き渡された。そして、同団体は、ダッチェスの体に埋め込まれたマイクロチップの情報から、キャサリンさんの愛犬であることを割り出し、キャサリンさんに連絡したという。同団体による発表によると、キャサリンさんは、連絡を受けた際、「今起きている事が信じられません」と、大変驚いていたそうだ。

キャサリンさんが驚くのも無理はない。ダッチェスは12年間行方不明になっていて、現在は14歳と高齢な上、キャサリンさんの住んでいるフロリダ州ボカ・ラトンから1000マイル(約1609km)以上も離れた場所で発見されたためだ。

キャサリンさんは、ダッチェスに再会するため、フロリダ州の自宅からペンシルバニア州にある同保護団体の施設まで、連絡を受けてからすぐに車で向かい、愛犬と12年ぶりの対面を果たしたという。

キャサリンさんは、米KDKA-TV局のインタビューで次のように語っている。「ダッチェスが戻ってきてくれてとてもうれしいです。この子がいなくてたくさんの夜を泣いて過ごしました。私が仕事に行っていた時、当時12歳の息子が、学校から帰宅した午後にドアを偶然開けてから、この子を再び見る事は無かったです」。

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