インテルは29日、セリエA第10節でブレシアとのアウェイ戦に臨み、2-1で辛勝した。

3日前に行われた前節パルマ戦を2-2で引き分け、1ポイント差の首位ユベントスにお付き合いする形となった2位インテル(勝ち点22)は、パルマ戦のスタメンから2選手を変更。ビラギとバストーニに代えてデ・フライとアサモアを起用した。

18位ブレシア(勝ち点7)に対し、現状のベストメンバーで臨んだインテルは立ち上がり、ルカクが際どいヘディングシュートを浴びせる。

しかし、その後は敵陣でボールを動かすもブレシアの集中した守備の前にシュートシーンを生み出せない。それでも23分に先制した。L・マルティネスがルーズボールを拾い、ゴール正面からミドルシュート。DFにディフレクトして高く浮き上がったボールがGKの頭上を越えてゴールに吸い込まれた。

幸運な形で先制したインテルハーフタイムにかけてもボールを持った中、慎重な試合運びでブレシアの反撃を許さず1点をリードして前半を終えた。

迎えた後半開始2分、バロテッリにミドルシュートでゴールを脅かされたインテルだったが、GKハンダノビッチがファインセーブで阻止。続く49分にもCKの流れからA・ドンナルンマに決定的なシュートを打たれるも、ここもGKハンダノビッチセーブした。

ブレシアの圧力を受けていたインテルだったが、63分に個人技で加点する。右サイドでボールを受けたルカクが持ち上がり、ボックス手前右から左足を一閃。強烈なシュートがゴール左に突き刺さった。

73分にはCKからバロテッリのヘディングシュートがゴールを捉えたが、これもGKハンダノビッチがゴールライン上で阻止し、失点を許さない。

しかし76分、直前に投入されていたエヌドイにボックス右からシュートを許すと、GKハンダノビッチセーブしてディフレクトしたボールがシュクニアルに当たってゴールに吸い込まれた。

1点差に詰め寄られたインテルは終盤にかけて守勢を強いられるも、2-1で逃げ切り勝利。明日試合を行うユベントスを暫定ながらかわし、首位に立っている。

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