29日、派遣型風俗店の女性店員にストーカー行為をしたとして、九州工業大学特任教授で68歳の男が逮捕されたことが判明。その呆れた行動に怒りの声が殺到している。

 逮捕された男は神奈川県内に自宅があり、月に3,4回のペースで九州から帰宅していた。そんな生活を続けていた昨年6月、東京都内の派遣型風俗店を利用し女性と知り合うと、愛人関係などを迫るなど、迷惑行為を繰り返す。

 女性から申告を受けた店側は男を利用禁止としたが、連絡先は交換していたようで、女性に「会いたい」などとメールを送り続けるなど、迷惑行為を繰り返していた様子。会えないことに苛立った男は、探偵を使い女性の住所を突き止めると、つきまとい行為を開始。そして10月27日、最寄り駅で女性を待ち伏せし、車で追い回す。

 女性が交番に駆け込み、男は警察官職務質問を受けつきまとい行為を認めたため、ストーカー規制法違反で逮捕された。取り調べに対し、男は容疑を認めたうえで、「メールを送っても返信がなく、女性の姿を見るつもりだった」などと話しているという。

 九州工業大学特任教授のありえない行動に、「風俗がどういうものかわかっていない。68歳にして実に情けない」「人に物を教える立場の人間が何をやっているのか」「貧困調査っていえば見逃してくれたかもしれないのに」「とにかくキモすぎる」と怒りの声が上がる。

 さらに一部には、女性についても、「客と簡単に連絡先を交換するのも問題」「サービスが良かったんだろうけど、勘違いをさせるような行動を取ったのも良くなかった」という声も見られた。

 68歳にして派遣型風俗店を利用したいと思う元気は結構なことなのだろうが、風俗嬢に入れ込み探偵を使ったうえ住所を調べつきまとい行為をするとは、呆れるばかり。しかも、九州工業大学の特任教授という立場を持っている人物だったとは驚きだ。

 ストーカー犯罪は再発率が高く、繰り返す可能性も否定できない。特任教授という立場の剥奪など、相応の罰を与えるべきだろう。

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