アメリカのメリーランド州に住んでいるレスリー・ホッジスさんはハロウィンの日、子供たちが自由にお菓子をもっていけるように容器にお菓子を入れて自宅の玄関先に置いておきました。

自宅の前にある監視カメラには、お菓子をもらっていく子供たちの様子が映ります。

そこに、ドラキュラの仮装をした1人の男の子がお菓子をもらいに来ました。しかし、「オーノー!」と口に手を当てて何かを考え出し、お母さんにこのように伝えます。

キャンディーが1つも残ってないよ!

男の子の前に来た子供たちがお菓子を持ち去ったため、彼が来た時には1つも残っていなかったのです。

お母さんは「1つもないの?あらら…」といい、男の子はそのまま帰るかと思いきや…。

Caught this on our Nest camera.... this has got to give hope to everyone that there are still amazing people in this...

Leslie Hodgesさんの投稿 2019年10月31日木曜日

なんと、男の子はおもむろに自分が持っていた袋を漁りだし、玄関先にある空の容器に自分のお菓子を追加したのです!

自分のお菓子を次に来る子供たちのためにあげて、男の子はその場を去っていきました。

監視カメラを見たレスリーさんは「この世界にまだ素晴らしい人々がいるという希望を与えてくれた」と感激!

映像を見た多くの人たちも男の子の優しさに感動したようです。

・なんて優しいドラキュラくんなの!?とても素敵。

・渋谷のハロウィンとは全然違う。優しい世界が広がっている。

・すごいな。たくさんのお菓子をこの男の子にあげたい!

・男の子の優しさに泣けた。このまま優しい人に成長してほしいです。

それぞれの家を周ってもらったお菓子を、男の子が「次に来る子供たちが悲しまないように」と考えて置いていくのは簡単ではないはずです。

それでも、ほかの子供の気持ちを考えてすぐに行動できる男の子は、将来優しい大人に育ってくれることでしょう!


[文・構成/grape編集部]

出典
Leslie Hodges
Leslie Hodges