明治安田生命J1リーグ第30節の9試合が1日から3日にかけて開催された。超WS編集部が今節の各試合で印象に残った選手の中からベストイレブンを紹介する。

◆寸評(所属/今シーズンの選出回数)
GK八田直樹(ジュビロ磐田/初)
1失点こそ喫したが、チームを勝利に導くセーブは多々。アダイウトンと同様、ベテランGKの活躍は大きかった。

DFブエノ(鹿島アントラーズ/3回目)
跳躍力など高い身体能力を生かして安定した対応。無理も効き、防波堤として最終ラインの中央を締めた。

DFチアゴ・マルチンス(横浜F・マリノス/4回目)
引き続き盤石のパフォーマンス。速くて、強くて、巧いの三拍子が揃った姿は今節も健在だった。

DF渡辺剛(FC東京/初)
CKからヘッド弾。肝心の守りでも森重とともに“高い壁”となり、大分攻撃陣を零封。

DFティーラトン(横浜F・マリノス/2回目)
持ち前のキックセンスを生かしてアシスト。この終盤戦になり、パフォーマンスが安定。

MF小川慶治朗(ヴィッセル神戸/初)
クラブJ1通算900得点目を含む2ゴール。イニエスタのサポートも受け、フィニッシュの精度が冴え渡った。

MF井手口陽介(ガンバ大阪/初)
至るところに井手口あり。走行距離は全体2番目の12.587km。攻撃参加も積極的で、倉田不在の不安を一蹴した。

MF三竿健斗(鹿島アントラーズ/3回目)
中盤センターの位置から広範囲をケア。復帰戦初戦だったが、レオ・シルバとともに絶大な存在感を解き放った。

MF深井一希(北海道コンサドーレ札幌/初)
ルヴァン決勝に続くCKからの豪快なヘディング弾。パスの出し手として攻撃のスイッチにも。

FW永井謙佑(FC東京/6回目)
チームを活気づかせる開始早々の先制弾。運動量も目を見張り、スプリント回数(49回)は今節全体の堂々トップ。

FW宇佐美貴史(ガンバ大阪/初)
先制弾を演出するだけでなく、シュート2本で今夏復帰後初の2ゴール。いずれも完璧なフィニッシュワークだった。

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