京都屈指の観光地の祇園に今、ラーメン店の波が到来!フレンチから京都らしい和風までジャンルも多彩。そんな祇園から新進気鋭のニューオープン店と老舗の4店をご紹介!<※情報はラーメンWalker関西(2019年10月)より>

【写真を見る】牛すじらーめん(990円)。国産素材で旨味を追求した京都らしい“こっさり系”/麺屋 一乗

らーめん

東京の人気店「AFURI」で総料理長を務めていた熊澤さんが独立。「新たなチャレンジ」と、スープやタレ、油に鯛を生かした鯛ラーメンを完成させた。単品のほか、別添え具材やコース仕立ての割烹風もあり。

愛媛県産真鯛のアラ、中骨、頭を中温で5時間たいた清湯(チンタン)は、旨味濃厚。昆布締めのあと熟成させた身の炙りも香ばしい。鯛の頭などを加えた塩ダレ、高温でローストし鯛の香りを抽出した鯛油でスープのコクに広がりをプラス。

らーめん錦<住所:京都市東山区橋本町416 電話:075-606-5210 時間:11:00~15:00(LO14:30)、17:00~23:00(LO22:30)、日曜11:00~16:00(LO15:30) 休み:月曜(祝日の場合営業) 席数:8席(カウンターのみ) タバコ:禁煙 駐車場:なし アクセス:京阪祇園四条駅より徒歩6分>

■ 麺屋 一乗

京都を代表する名店「高安」で15年腕を振るっていた崔さんが開業。豚骨と鶏ガラをベースに秋田産の鶏油や利尻昆布を加え、コクのある白湯を完成させた。大きな唐揚げや定食など満足感の高いメニューも豊富。

豚骨や鶏ガラなどをベースに天然昆布ダシを加えたライト白湯(パイタン)。上質な和牛を使ったスジ煮込みがスープにコクをプラスする。京都ならではの背脂の代わりに鶏油(チーユ)を使うことで、マイルドなあと味に。麺はプリンとした食感の多加水麺のため、脂が絡みすぎずスープとバランスよく味わえる。

クチコミで外国人からの人気も高く、壁には海外の観光客のブロマイドが多く飾られている。

■麺屋 一乗<住所:京都市東山区祇園町北側344-8 電話:なし 時間:11:00~15:00、18:00~21:00、23:00~翌4:00、土曜11:00~翌4:00、月曜が祝日の場合日曜11:00~21:00、(日月は昼営業のみ) 席数:11席(カウンターのみ) タバコ:禁煙 休み:なし 駐車場:なし アクセス:京阪祇園四条駅より徒歩4分>

■ 鶏がららーめん 門扇 ぎおん本店

木屋町や伏見などで展開する鶏ガララーメンの人気店。あっさりかつコクのある白湯スープは飲んだあとのシメに最適。自家製つくねヘルシーな野菜、カレーなど、メニューも豊富にそろう。

「麺屋棣鄂」のコシのある低加水麺ともしっかりと絡む。麺量2分の1や4分の1もあり、飲んだあとに少量を楽しみたい人にうれしい。

■鶏がららーめん 門扇 ぎおん本店<住所:京都市東山区縄手通白川上ル 祇園一番館ビルB1 電話:075-541-6077 時間:19:00~翌5:00 席数:24席(カウンター6、テーブル18) タバコ:禁煙 休み:日祝 駐車場:なし アクセス:京阪祇園四条駅より徒歩5分>

■ 麺処むらじ 祇園本店

京都らしい風情ある空間で味わう、鶏白湯で人気の行列店。長時間かけてじっくりと煮込んだスープは濃厚かつ上品な味わい。室町店のほか、2018年12月に先斗町店もオープンし、より便利に。

国産若鶏のみを厳選し、鶏がらなどをじっくりと煮込んだスープは鶏の旨味と香りが凝縮。素揚げしたゴボウの風味とパリパリの食感がアクセントに。

■麺処むらじ 祇園本店<住所:京都市東山区清本町373-3 電話:075-744-1144 時間:11:30~15:00(LO14:30)、17:00~22:00(LO21:30)、土日祝11:30~22:00(LO21:30) 席数:22席(カウンター6、テーブル16) タバコ:禁煙 休み:不定休 駐車場:なし アクセス:京阪祇園四条駅より徒歩4分>(関西ウォーカー・編集部)

塩らーめん(900円)。鯛の魅力が存分に際立つ上品かつ濃厚な鯛清湯/らーめん錦