チャイルドシートを使っていない場合の致死率は、適正使用の場合の約13倍と言われています。出産前に新生児からのチャイルドシートの使用について、しっかり学んでいきましょう。

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■新生児を乗せる前に!チャイルドシートの付け方はあってる?
正しくチャイルドシートを装着できていないと、いざってときに危ないんです。





・下準備!ハーネスの長さを新生児サイズに合わせる

出典:チャイルドシートはレンタルと購入どっちにする?選び方のポイントも解説 @__kazuyo.y__さん

車にチャイルドシートを装着する前に下準備をしましょう。新生児用の装備品をすべて取り付け、肩ベルトの長さを合わせます。産院から車で帰る予定なら、必ず出産前に準備しておきましょう。新生児の頃は、基本的に一番下の穴に肩ベルトを通せばOK!成長に合わせて調節してあげましょうね。




・シートベルトはぴったりと、体重をかけて装着する

チャイルドシートを座席に装着するときのポイントは、体重をかけてシートベルトをぴったり装着すること。シートベルトにゆとりがあると、急ブレーキ時にチャイルドシートが動いてしまうこともあるので要注意です。



出典:チャイルドシートの幼児用はいつから使えるの?おすすめシート6選

また購入するときに確認していると思いますが、ISOFIX(アイソフィックス)対応車種とチャイルドシートなら、金具にカチッと差し込むだけで準備完了です。新生児の赤ちゃんを乗せるときは、後ろ向きかベッドシートにしての装着が一般的。必ず装着向きを確認しましょう。

チャイルドシートに新生児を乗せるときのポイント
新生児のチャイルドシートの正しい乗せ方をレクチャーしていきましょう。





チャイルドシートの肩ベルトは体の大きさに合わせる

出典:photoAC

先ほども述べましたが、肩ベルトの長さを赤ちゃんの大きさに合わせることはとっても大切。カーブや急ブレーキで体がベルトからずれてしまったら、赤ちゃんがずれ落ちてしまうかもしれません。ぴったりと体にフィットするように、ベルトの長さを調節してあげましょう。




・回転式は、新生児用の向きに回してから運転する

出典:photoAC

乗せ降ろしがしやすいように、回転式になっているチャイルドシートもたくさんあります。新生児をチャイルドシートに乗せるときは、ドア方向に向けていても、ドアを閉める前に必ず後ろ向きにしてあげるようにしましょう。ドアを閉めるときは、チャイルドシートが当たらないか、赤ちゃんの手足は挟まらないかなど必ず確認してくださいね。




・ベルトのロックがかかっているか確認しよう

出典:photoAC

チャイルドシートのシートベルトを金具に留めたら、必ずロックがかかっているか確認を!写真のように色が変わるものがほとんどなので、手で引っ張るだけでなく目視でも確認してくださいね。最後には座席とチャイルドシートのロックもきちんとかかっているかチェック。ふとしたときにロックが外れることもあるので、乗せるたびに確認しておくと安心です。

■新生児から使えるおすすめのチャイルドシート3選
新生児から7歳ごろまで長く使えるもの、1歳頃までと限られた期間で使えるもの、ISOFIX対応やシートベルト対応など、チャイルドシートもさまざま。新生児から使えるおすすめを3つ厳選しました。





・コンビのクルムーヴ スマート

出典:@aiko1_6さん

ベビーカーやベビーケア用品を取り扱っている『Combi(コンビ)』は、チャイルドシートの種類も充実。「クルムーヴ スマート」シリーズは、安全性だけでなく使いやすさと心地良さも重視されています。コンパクトタイプだから、軽自動車にも装着しやすいですよ。2019年8月に新発売された「クルムーヴ スマート ISOFIX エッグショック JL-590」は、指1本で回転やリクライニングできるから、ママひとりでも楽ちん☆ヘッドクッションなど赤ちゃんを守る装備も充実しています。




・アップリカのフラディア グロウ

出典:チャイルドシートで1歳からおすすめの商品は?選ぶポイントも @yu_zu0924さん

『Aprica(アップリカ)』もベビー用品を取り扱うメーカー。「フラディア グロウ」シリーズは、ISOFIX対応に加え、ベッドタイプになるのが特徴なんです。ベッドで寝ているような快適さだから、まだまだ睡眠時間が長い新生児~1歳くらいの赤ちゃんにぴったり。“サイドシールド”のおかげで、側面も衝撃に強くて安全性が高いそう。




西松屋のマムズキャリー

出典:チャイルドシートの選び方のポイントをご紹介します! @tamaco_kiraraさん

ベビー用品が安い価格で買えると人気の『西松屋(にしまつや)』。もちろんチャイルドシートも販売されています。産院からの帰りに使うなら、持ち運びできるベビーシートが便利。赤ちゃんをベビーシートに乗せたまま、車の座席に装着できますよ。さらにバウンサーとしても使えるんだとか。0~1歳と使用期間が限られますが、自宅内でも使えるからお得感満載です。

■新生児対応のチャイルドシートがレンタルできるサイト
新生児から使えるチャイルドシートのレンタルができるところを3つご紹介します。

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ダスキンレントオール かしてネッと

ベビーベッドやマット、スケールなどのベビー用品のレンタルを実施している「ダスキンレントオール かしてネッと」。清掃事業などを展開する『DUSKIN(ダスキン)』が運営しています。最短10日からレンタル可能。数種類から選ぶことができますよ。




・Babyranta-ベビレンタ

ベビー用品のレンタルだけでなく、販売や買取も実施している「Babyranta(ベビレンタ)」。最短1週間からレンタル可能です。出品時の業界最安値で貸出されているので、予算を抑えたい人におすすめ。産着やベビーモニターなどもあるので、使用機会が限られるベビー用品をチェックしてみて。中古品の販売もありますよ。




・各都道府県の交通安全協会

交通安全協会のなかには、無料でチャイルドシートの貸出を行っているところも。数は限られるので、早めの予約が必要です。借りられる期間も2週間以内など短め。帰省中などに利用してみるのもおすすめですよ。

■新生児の頃からチャイルドシートを正しく装着しよう

出典:チャイルドシートの幼児用はいつから使えるの?おすすめシート6選 @maaaaaaa___07さん

交通ルールを守るためではなく、赤ちゃんを守るためにチャイルドシートを正しく着用することが大切です。新生児のうちからきちんとチャイルドシートに乗せるようにしましょう。
(mamagirl
掲載:M-ON! Press