「呼吸」や「大気汚染」が!?意外と知らない身近な薄毛原因について!
「呼吸」や「大気汚染」が!?意外と知らない身近な薄毛原因について!

呼吸と薄毛の関係

呼吸が浅くなることによって身体が感じるストレスと、それによって酸素が充分取り込まれない事が薄毛の原因となります。

呼吸が浅いと自律神経が乱れストレスがたまるのです。

そしてそのストレスは血管を収縮させてしまい、髪の毛が成長するのに必要な栄養分が頭皮に届かなくなってしまうのです。

また、血管が収縮していると当然のことながら、血流の流れも悪くなります。

つまり新陳代謝が悪くなることにより、古い細胞が頭皮に残り新しい細胞が生まれるのを阻害してしまいます。

呼吸が浅いということは、自分では意識がなくてもストレスをため血流を悪くさせることに繋がり、頭皮環境の悪化へ繋がることで、薄毛を引き起こしてしまうのです。

呼吸が浅いとは?

呼吸が浅いとその分酸素を充分に吸い込む事が出来ない為、血液内の酸素濃度が薄まってしまい血流が悪化します。

では、呼吸が浅いかどうかのチェックの仕方をご紹介します。

健康診断などで行う息を吐く検査を用いるとある程度判断できます。

ただここでは息を吐く量ではなく、どれだけ長く息を吐き続けられるかということで判断します。

そこで、まずは思いっきり息を吸い込み、その後ゆっくりと吐いていきます。
20秒に満たなければ呼吸が浅いと判断されます。

呼吸が浅い方の改善方法

呼吸が浅い人は薄毛になる可能性が高い!?

呼吸が浅い方にお勧めの改善方法をいくつかご紹介しましょう。

肺の中の空気を出し切る

息を吸ってはいるけれど、それを吐き出しきっていないことで新しい空気が取り込めないという事が多々あります。

そこで、息を吸うことを強く意識する前に、まずは息をゆっくりと最後まで吐ききるようにしましょう。

姿勢を正して腹式呼吸

2つ目は、腹式呼吸をすることです。
最初はやりにくく感じるでしょうが、慣れてしまえば楽に出来るようになります。

まずは、息を鼻から全て吐ききります。

そして今度は鼻から息を吸い込み、一旦息を止めます。

そしてその後に、ゆっくりと鼻から全て吐き出していくのです。

背中が丸まっていると、横隔膜などに負荷がかかり充分に吸い込めませんので姿勢を正して行いましょう。

事実、薄毛の人は口呼吸を行っている人が多いというデータもありますので、意識して腹式呼吸を行い、薄毛を予防しましょう。

大気汚染と髪との関係

大気汚染がもたらす髪、頭皮への影響

今、日本の大気の状況はかなり悪化していますが、この大気汚染の影響は身体だけでなく、髪や頭皮にも及ぶのです。

PM2.5などの数値をチェックして、値が高い場合には「マスク」をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かにマスクを着用することで、外気から肺に汚染物質が入ることを避けることができます。

しかし、髪の毛や頭皮に付いた大気汚染物質に関してはどうでしょう。

髪の毛や頭皮に大気汚染物質が付着している場合、キレイに洗い流さないと、頭皮に沈着し、毛穴付近で炎症をおこす可能性があるのです。

中でも脂漏性脱毛症の方は、元々頭皮の皮脂分が多いため、その皮脂に大気汚染物質が付着し、炎症を起こす可能性が高く、脱毛が悪化してしまいます。

薄毛や抜け毛がなかなか改善されないという方は、もしかすると「大気汚染」が原因かもしれません。

大気汚染への対策

もちろん一番良いのは「外に出ない」ということです。

しかしほとんどの人にとってそれは不可能ですし、あまり健康的なことではありません。

外出する時の対策として、できるだけ帽子をかぶるようにしましょう。

ロングヘアの方も、髪の毛をまとめて全て帽子の中にしまってください。

これでかなり大気の影響を避けることができます。

また日頃の「洗髪」の習慣も大事になります。

汚染物質は髪というよりも頭皮にくっついていますので、マッサージをする感覚で髪を洗うことが大切です。

最近では病院で自分の髪や頭皮の状態をチェックすることができますので、一度検査してみても良いかもしれません。

以上の様な事を心がけて、汚染物質から髪や頭皮を守りましょう!

薄毛に悩まない方法が見つかった

近い将来、抜け毛や薄毛のない世界へ
ところで突然ですが、近い将来、抜け毛や薄毛のない世界が実現しそうなんです!

理化学研究所と創薬ベンチャーなどが共同で【毛根を含む皮膚の再生】をiPS細胞を使って実現したと発表しました(2016年4月)。

つまり、本格的な髪の再生医療がいよいよ来る!ということですね。

山中教授のiPS細胞が社会をどんどん変えています。

この実現で男性女性の薄毛から、深刻な脱毛症まで髪の悩みがいっきに解決しそうです。

実用化まであともう少し

iPS細胞で一つの皮膚細胞を再生するだけでなく、複数の細胞のあつまり「器官」、さらに複雑な3D構造の「器官系」まで作れた事が画期的です。

毛包だけでなく、皮脂腺など体表面全体をおおう「皮膚器官系」の再生の成功です。

これ、本当にインパクトが大きいですね。

今はマウスでの実験であり、今後はヒトへの臨床応用が期待できるようです。

やっぱり生活習慣が大切

とはいえ、最初は値段が高いでしょうし難病治療が中心になると思います。

まだまだ再生医療の恩恵にあずかれない私たちですが、生活習慣を変えるのは今からでもできそうです。

それは、
【体に良い食事】
【適度な運動】
【血行に良いヘッドスパ】
を活用することです。

「体に良い食事」・・・緑黄食野菜中心の食事。緑黄色野菜は髪の元となるたんぱく質を合成させるビタミンAがたくさん含まれています。

「適度な運動」・・・週に一度の運動でも血行を良くし体の老廃物を押し出します。しかし過度な運動は抗酸化作用があるので注意が必要です。

「血行に良いヘッドスパ」・・・髪や頭皮に直接働きかけるヘッドスパは血行を良くします。手軽であることも重要です。

再生医療が広く普及するまでは生活習慣を変えて、美髪と健康な体を手に入れましょう!

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