竹内涼真が主演を務める、2020年1月スタートの日曜劇場テセウスの船」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)に、鈴木亮平榮倉奈々上野樹里の出演が決定。3人が意気込みを語った。

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鈴木亮平榮倉奈々は両親、上野樹里は妻役

テセウスの船」は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で連載されていた東元俊哉による同名漫画が原作。謎が謎を呼ぶ緻密なストーリーが支持されている壮大なミステリーだ。

平成元年に起こった連続毒殺事件を巡り、父と子が過去を変えようと事件の謎に立ち向かう。

生まれる前に父・佐野文吾(鈴木)が殺人犯として逮捕された主人公・田村心(竹内)は、母・佐野和子(榮倉)や姉、兄と共に加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、暗闇の中を生きてきた。

人目を気にして笑うことも許されなかった人生。しかし、心の過去を受け入れ、いつも励まし支えてくれる最愛の妻・田村由紀(上野)から、「自分の父親を信じてみて」と言われ、心は父と向き合う決意をする。

そんな時、父が逮捕された事件の現場となった村を訪れた心は、事件直前の平成元年に突然タイムスリップしてしまう。そして、心はそこで生まれて初めて父・文吾と31年前の母・和子に出会う…。

鈴木が演じる心の父・佐野文吾は、村の駐在警察官で、底抜けに明るく豪快な二児の良き父親、そして家族からも村人からも愛される男。

心はタイムスリップした過去で文吾の人柄に初めて触れ、「父は本当に殺人犯なのか?」という思いが芽生えていく。

榮倉が演じる心の母・佐野和子は、明るく朗らかな笑顔が印象的な肝っ玉母さんで、大きな愛で家族を見守り、時に叱咤激励するたくましい母親。榮倉は、平成元年の34歳の和子と、現代の65歳の和子を1人で演じる。

上野が演じる心の妻・田村由紀は、柔らかな笑顔で心を包み込む慈悲深い女性。心の父親が殺人犯だと知りながら、両親の反対を押し切って結婚し、待望の子どもがおなかの中に。

忌まわしい過去と憎らしい父親から目を背けていた心に、父親を信じて事件に向き合ってみるよう背中を押す、重要な役どころとなる。

榮倉奈々コメント

この度、佐野和子を演じさせていただくことになりました。複雑なミステリーと人情の入り組んだ原作に魅了されました。

ドラマにはどんなスパイスが盛り込まれるか、今から楽しみです。

上野樹里コメント

温かい家族の愛が崩壊していく中、世の中を恐れ、父を恨みながら大人になった主人公の心を、妻である田村由紀としてしっかり支えていたいと思います。

暗い現実を変えようと葛藤する心を、時には少し変わった立ち位置から道標の光のように応援していたい。この物語は、大きな事件や過去と現在を描くサスペンスフルファンタジーですが、家族の愛が再生していく物語です。

ドラマをご覧になる方々が、心と共に「家族の真実の姿」と向き合う作品になればいいなと願っています。

鈴木亮平コメント

過去の快活な巡査・佐野文吾、現在の死刑囚・佐野文吾。30年もの時の流れを表現することは大きな挑戦です。

人は過酷な環境で年月を過ごすと、何を思い、どう変わるのか。自分自身も発見を楽しみながら、人間というものと向き合っていける作品になるのではと期待しています。

竹内くんや榮倉さんたちと共に家族の物語を大切に紡ぎつつ、猟奇的な真犯人は誰なのか、皆さまに毎週推理を楽しんでいただけるスリリングな作品にしたいと思います。楽しみに待っていてください。(ザテレビジョン

「テセウスの船」で、鈴木亮平(左から2番目)と榮倉奈々(左端)が主人公・心(竹内涼真/右から2番目)の両親、上野樹里(右端)が妻を演じる