総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営する転職サービス「doda(デューダ)」< https://doda.jp/ >は、社会課題の解決に向けてビジネスの手法で取り組むNPO、NGOソーシャルベンチャーなどの「ソーシャルセクター」の多様な働き方についての情報を提供することで、ソーシャルビジネスに興味のある「はたらく個人」が、自分に合ったかたちでソーシャルセクターへ参画することを支援するイベント「ソーシャル・ワークスタイル フォーラム 2019 by doda」を、新公益連盟< https://www.shinkoren.or.jp/ >の後援を受け、2019年11 月16日(土)に開催します。
この度、基調講演にユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役人事総務本部長 島田 由香氏、トー クセッションに、株式会社ボーダレス・ジャパン 代表取締役副社長 鈴木 雅剛氏、株式会社キズキ 代表 安田 祐輔 氏、認定NPO法人フローレンス 代表理事 代表理事 駒崎 弘樹氏、認定NPO法人かものはしプロジェクト 共同創業 者 村田 早耶香氏、特定非営利活動法人Learning for All 代表理事 李 炯植氏、Water Dragon財団(日本) 代表・ 株式会社CRAZY 取締役 松田 悠介氏、パーソルキャリア株式会社 doda 編集長 大浦 征也の計8名の登壇が決定しましたのでお知らせします。
※特設サイト:https://doda.jp/event/socialworkstyleforum2019nov.html/

■「ソーシャル・ワークスタイル フォーラム2019 by doda」について
近年、「働き方改革」や「副業兼業解禁」といった流れを受け、プロボノ※1やパラレルキャリア※2など、社会課題の解決に取り組むソーシャルビジネスへの関わり方も多様化し、多くの方々が「ソーシャルセクター」へ参画しやすくなりました。一方で、受け皿となるソーシャルセクターも、従来のボランティア型のNPOだけでなく、事業で自立していく事業型NPOや、株式会社を法人格としたソーシャルベンチャーも増加し、さまざまな職種を募集する団体も増えてきました。
こうした時代の変化を受け、「ソーシャル・ワークスタイル フォーラム2019 by doda」では、ソーシャルビジネスに関わりたい「はたらく個人」が、自分に合った働き方で、自分の興味のある社会課題に取り組むきっかけを提供することを目的に、各プログラムにそれぞれのテーマの最前線で活躍されている方をお招きし、ソーシャルセクターにおける多様な働き方やキャリアの築き方、その実態に関するリアルな情報を提供する以下のプログラムを実施します。
※1 社会人が自らの専門知識や技能を活かして参加するボランティア活動のこと
※2 現在の仕事以外の仕事を持つことや、非営利活動に参加すること

■プログラム
【基調講演】「あなたらしい働き方で社会課題に取り組もう」
ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役人事総務本部長 島田 由香氏

自分らしく豊かな人生を送るための働き方から見る、社会課題解決に関わるキャリア構築についてお話しします。 自分らしい人生を歩むために自分らしい働き方を選ぶ時代。自分のスキルや知識を社会に還元できる社会課題への参画を、その一つの選択肢として位置づけお話します。
●島田 由香(しまだ ゆか)氏 プロフィール
1996年慶応義塾大学卒業後、株式会社パソナ入社。
2002年米国ニューヨークコロンビア大学大学院にて組織心理学修士取得、日本GEにて人事マネジャーを経験。2008年ユニリーバ入社後、R&D、マーケティング、営業部門のHRパートナー、リ ーダーシップ開発マネジャー、HRダイレクターを経て2013年4月取締役人事本部長就任。その後2014年4月取締役人事総務本部長就任、現在に至る。
学生時代からモチベーションに関心を持ち、キャリアは一貫して人・組織にかかわる。高校一年生の息子を持つ一児の母親。米国NLP協会マスタープラクティショナー、マインドフルネスNLP(R)ト レーナー。

【トークセッション1】 「社会課題現場ではたらくリアルトーク~やりがい・おカネ・待遇、働き方~」
NPOなどの社会課題現場に転職した社員、プロボノメンバーによるリアルトーク。社会課題現場ではたらく理由や やりがい、年収、待遇といったリアルな実態を、それぞれの働き方とともに語り合います。ファシリテーターとして、 島田 由香氏を迎えリアルな本音を引き出します。

【トークセッション2】ビジネスvsNPO~社会課題を解決できるのはどっち!?それぞれの魅力と未来を語りつくす~
トークセッション2では、社会課題を解決する上で、ビジネスで解決するべきか、従来のNPO・NGOで解決するべきかという対比の視点から、前半はビジネス、後半はNPO・NGOと2つのパートに分け、それぞれの強みや展望について議論します。

Part-1:「社会課題にビジネスで取り組むとは」
社会課題現場においてもサステナビリティが求められる時代。 NPOといった非営利組織ではなく、ビジネスとして 社会課題現場の最前線で取り組む2社が、 ビジネスで取り組む意義や今後のソーシャルビジネスの未来について語ります。

<登壇者プロフィール>
●株式会社ボーダレス・ジャパン 代表取締役副社長 鈴木 雅剛(すずき まさよし)氏
1979年山口県出身。大学時代、やる気なくつまらなそうに働くバイト先の人々や、働きたくても働けない人々の存在を目の当たりにし、「世界で一番働きたい会社をつくる」ことを志す。
現在は、社会問題の解決と同時に、仲間やその家族の幸せを実現する「いい会社」を増やし、世界へと拡げていくために、経営手法や共同体の仕組みづくりに取り組み、12カ国32のソーシャルビジネスを展開している。

●株式会社キズキ 代表 安田 祐輔(やすだ ゆうすけ)氏
1983年生まれ。大学卒業後、大手商社勤務を経てうつによる離職を経験。その後、「何度でもやり直せる社会」を創るという理念を掲げキズキを設立。不登校ひきこもり経験者向けの学習塾、行政から委託を受けた貧困世帯の支援、うつや発達障害の方向けの就労移行支援など、福祉・教育に関わる事業を関東・関西で展開。明治学院大学非常勤講師。著書『暗闇でも走る 発達障害・うつ・ ひきこもりだった僕が不登校・中退者の進学塾をつくった理由』 講談社

Part-2:「これからのNPO・NGOの可能性について」
社会課題に取り組む企業が増える中、NPO・NGOの活動の未来はどうなるのか。 NPOやNGOにおいても、従来の 寄付型モデル、通常のビジネスと変わらない事業型モデルが増えている中、日本を代表する団体3社が今後のNPO・ NGOの未来について語ります。

<登壇者プロフィール>
●認定NPO法人フローレンス 代表理事 駒崎 弘樹(こまざき ひろき)氏
認定NPO法人フローレンス代表理事。1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2005年日本初の「共済型・訪問型」病児保育を開始。08年「Newsweek」の“世界を変える100人の社会起業家”に選出。10年から待機児童問題解決のため「おうち保育園」開始。のちに小規模認可保育所として政策化。14年、日本初の障害児保育園ヘレンを開園。15年には障害児訪問保育アニーを開始。内閣府「子ども・子育て会議」委員複数の公職を兼任。著書に『「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方』(英治出版)、『社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門 』 (PHP新書)等。一男一女の父であり、子どもの誕生時にはそれぞれ2か月の育児休暇を取得。

●認定NPO法人かものはしプロジェクト 共同創業者 村田 早耶香(むらた さやか)氏
大学在学中の2001年、東南アジア訪問時に子どもが売られる問題の深刻さを知り、2002年二十歳の時に仲間と共にかものはしプロジェクトを創業。以来、この問題の解決のために活動を続けている。2006年日経WOMAN主催「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2006」リーダーシップ部門を史上最年少で受賞。2011年社団法人日本看護協会とジョンソン・エンド・ジョンソン グループ日本法人各社主催、ヘルシー・ソサエティー賞を受賞し、天皇陛下(当時は皇太子殿下)と謁見。2012年全国日本商工会議所女性会連合会主催 第11回女性起業家大賞優秀賞受賞。2018年日経WOMAN主催「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」世界の子供を守る賞を受賞。ウーマン・オブ・ ザ・イヤー2回目の受賞となった。

●特定非営利活動法人 Learning for All 代表理事 李 炯植(り ひょんしぎ)氏
東京大学教育学部卒業。2014年7月に特定非営利活動法人Learning for Allを設立、同法人代表理事に就任。さまざまな困難をかかえた子どもへの無償の学習支援や居場所支援を展開し、これまでにのべ約7,000人以上を支援。新たなチャレンジとして「困難を抱えた子どもたちへの包括的支援モデル」づくりや、他団体などに「ナレッジ展開」する事業も展開開始。「子どもの貧困に、本質的解決を。」とミッションに掲げLearning for Allを率いる。「全国子どもの貧困・教育支援団体協議会」幹事。Forbes JAPAN 30 under 30に選出。

【トークセッション3】「 総括 “社会課題解決を仕事にする“をキャリアの選択肢にするには~」
本イベントの総括として、”社会課題解決をキャリアの選択肢にする”可能性について、多様な働き方でソーシャル ビジネスを実践している登壇者と、転職サービス「doda」の編集長が語ります。

<登壇者 プロフィール>
●パーソルキャリア株式会社 doda編集長 大浦 征也(おおうら せいや)
2002年、株式会社インテリジェンス(現社名:パーソルキャリア株式会社)入社。
人材紹介事業に従事。法人営業として企業の採用支援、人事コンサルティング等を経験した後、キャリアアドバイザーに。転職希望者のキャリアカウンセリングやサポートに長年携わる。担当領域は多岐にわたり、これまでに支援した転職希望者は10,000人を超える。
その後、キャリアアドバイザーの総責任者、法人営業部隊も含めた地域拠点の総責任者などを経て、2017年より現職。営業本部長、事業部長を歴任し、2019年10月、執行役員に就任。
社外にてJHR(一般社団法人人材サービス産業協議会)キャリアチェンジプロジェクト、ワーキンググループメンバー、SHC(公益財団法人スポーツヒューマンキャピタル)理事にも名を連ねる。

<登壇・イベント総合司会者 プロフィール>
Water Dragon財団(日本)代表 株式会社CRAZY 取締役 松田 悠介(まつだ ゆうすけ)氏
日本大学を卒業後、体育教師として中学校に勤務。体育を英語で教える Sports English のカリキュラムを立案。その後、千葉県市川市教育委員会 教育政策課分析官を経て、ハーバード教育大学院(教育リーダーシップ専攻)へ進学し、修士号を取得。卒業後、PricewaterhouseCoopers Japan にて人材戦略に従事し、2010年7月に退職。退職後、全国で厳しい環境に置かれている子どもたちの学習支援を展開するLearning For All を設立し、2014年に独立法人化。2012年からはTeach For Japan の創設者として日本国内の教育課題の解決に取り組み、2016年6月にCEOを退任。2017年7月より日本財団の国際フェローとして、スタンフォードビジネススクールに進学し修士号を取得。
2018年7月にスタンフォード大学の客員研究員に着任し、あわせて日本人のアメリカやイギリスのトップスクールへの留学支援を展開するCrimson Education Japan の代表取締役社長に就任する。

■「ソーシャル・ワークスタイル フォーラム2019 by doda」開催概要
日   時:2019年11月16日(土)13:30~18:00 ※開場 13:00~/最終受付 17:30
プログラム:13:30~13:45 基調講演「あなたらしい働き方で社会課題に取り組もう」
      13:45~14:30 トークセッション1「社会課題現場ではたらくリアルトーク」
      14:40~15:30 出展団体の事業内容プレゼンテーション(2分×23団体)
      15:45~17:30 トークセッション2-1「社会課題にビジネスで取り組むとは」
            トークセッション2-2「これからのNPO・NGOの可能性について」
      17:45~18:00 トークセッション
             「総括 “社会課題解決を仕事にする“をキャリアの選択肢にするには」
場   所:ベルサール飯田橋ファースト(東京都文京区後楽2-6-1 住友不動産飯田橋ファーストタワーB1)
対   象:社会人経験をお持ちの方 ※本イベントへの参加にはdoda会員登録が必要となります。
参 加 方 法:特設ページ< https://doda.jp/event/socialworkstyleforum2019nov.html/ >より

■出展団体一覧(順不同)
・一般社団法人RCF
NPO法人 AfriMedico
・特例認定NPO法人e-Education
・認定NPO法人ACE
・認定NPO法人カタリバ
・認定NPO法人かものはしプロジェクト
・株式会社キズキ・NPO法人キッズドア
・国境なき医師団
・認定NPO法人サービスグラント
・スリール株式会社
・公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン
・株式会社ゼネラルパートナーズ
・認定特定非営利活動法人育て上げネット
・認定NPO法人Teach For Japan・パーソルチャレンジ株式会社
・株式会社/一般社団法人ピリカ
・認定NPO法人フローレンス
・特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクール
・株式会社ボーダレス・ジャパン
・株式会社LITALICO
・株式会社Ridilover
・READYFOR株式会社

ソーシャルビジネス推進プロジェクト責任者 井手 亮典 コメント
今まで、NPOやNGOなどの社会課題現場の最前線で活躍する人たちを見てきましたが、その人たちの多くが社会的意義・やりがいを強く持ち、自分らしい「はたらく」を体現していると感じています。また、近年「SDGs」の広がりとともに、社会課題を解決する意味、重要性が問われ、すべての人が協力して社会課題に取り組むことが求められています。
本イベントを通じて、そんな社会課題の現場ではたらく「リアル」を知ってもらい、そこに参加するための自分に合った働き方を見つけてもらいたいと思っています。そして、ひとりでも多くの人が、自分らしい働き方と今後のキャリアについて明るい未来を見出し行動することで、社会全体がエンパワーされることを期待しています。
今後も、こうした「はたらく個人」が、社会課題に取り組みながら自分にあった働き方を選択し、自分らしいキャリアを築いていくきかっけを提供するイベントを通じて、パーソルキャリアのミッションである-人々に「はたらく」 を自分のものにする力を-を推進していきます。

■後援団体「新公益連盟(略称:新公連)」について< https://www.shinkoren.or.jp/ >
社会的企業・事業型NPOの連盟組織として、2016年初旬に設立されました。新公連は、社会的企業・NPO、行政や企業等とセクターを超えて連携し社会課題の解決に取り組む(コレクティブ・インパクト)と同時に、既存の社会の否定・批判ではなく、政府・行政に働きかけ制度変革へと繋げていくことによって様々な社会課題を解決に導きます。
また、政策提言や様々なテーマの分科会運営、社会的企業・NPOの経営力強化・持続的な組織運営のため経営者70名以上参加の合宿開催等の取り組みも行っています。(代表理事は認定NPO法人ETIC.(エティック)宮城治男、2019年10月現在全国112団体/企業/個人が加盟、全国を4ブロックに分けコミュニティ形成・地域課題解決を推進)

■「doda」について< https://doda.jp
doda」は、「はたらく今日が、いい日に。」をスローガンに、転職サイトや転職エージェント、日本最大級のdoda転職フェアなど、各種コンテンツで転職希望者と求人企業の最適なマッチングを提供しています。

■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/
パーソルキャリア株式会社は、パーソルグループの「リクルーティングセグメント」中核会社として、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。

■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」やアルバイト求人情報サービス「an」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様なサービスを展開しています。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも取り組んでおり、市場価値を 見いだす転職サービス「ミイダス」、ITイベント情報サイトおよびイベント&コミュニティスペース「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSシステム「POS+ (ポスタス)」などのサービスも展開しています。

配信元企業:パーソルキャリア株式会社

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ