ユベントスは6日、チャンピオンズリーグ(CL)グループD第4節でロコモティフ・モスクワとのアウェイ戦に臨み、2-1で辛勝した。この結果、ユベントスの決勝トーナメント進出が決まった。

2週間前にホームで行われたロコモティフ戦をディバラの2発で辛くも逆転勝利し、2勝1分けとした首位ユベントスは、4日前に行われ1-0で勝利したトリノ戦のスタメンから7選手を変更。ディバラやマテュイディ、軽傷を抱えるデ・リフトらに代えてイグアインラムジー、ラビオらがスタメンとなった。

ここまで1勝2敗のロコモティフに対し、勝利すればグループステージ突破となるユベントスは中盤ダイヤモンド型の[4-4-2]で臨み、2トップにC・ロナウドイグアイン、トップ下にラムジー、インサイドにラビオとケディラを据えた。

そのユベントスは開始3分に相手のミスを突いて先制する。左サイドからのC・ロナウドのFKをGKギジェルメがまさかのファンブル。ルーズボールをラムジーが押し込んだ。

幸運な先制ゴールを挙げたユベントスだったが、12分に追いつかれる。アレクセイミランチェクのヘディングシュートが右ポストに直撃すると、ルーズボールをアレクセイミランチェク自ら押し込まれた。

1-1となって以降もユベントスがボールを持つ展開が続いた中、21分にもアレクセイミランチェクのヘディングシュートでゴールを脅かされてしまう。

その後もカウンターからロコモティフに牽制されたユベントスだったが、33分に勝ち越しのチャンス。ケディラのアーリークロスをボックス内のイグアインがボレー。枠を捉えたが、GKの好守に阻まれた。ハーフタイムにかけてもユベントスが押し込んだがゴールは生まれず前半を1-1で終えた。

迎えた後半開始3分、C・ロナウドの直接FKでゴールに迫ったユベントスが引き続き押し込む流れが続くと、56分にC・ロナウドが強烈なミドルシュートでGKを強襲した。

その後、ロコモティフの圧力を受けたユベントスは69分にケディラに代えてドグラス・コスタをトップ下に投入。

しかし78分にピンチ。カウンターを受け、ジョアンマリオに枠内シュートを打たれたが、ゴールライン上のボヌッチが何とかカットした。

終盤、C・ロナウドに代えてディバラを投入したユベントスは、追加タイム3分に劇的な勝ち越しゴールを奪う。左サイドでボールを持ったドグラス・コスタが中に切れ込み、イグアインとパス交換。ボックス内で受け直したドグラス・コスタがDFを外してシュートを流し込んだ。これが決勝点となってユベントスが勝利。2試合を残して決勝トーナメント進出を決めている。

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