アーセン・ヴェンゲル氏が、バイエルン指揮官就任への興味を示した。イギリススカイ・スポーツ』が伝えている。

昨シーズンにニコ・コバチ監督を招へいしブンデスリーガ、DFBポカールの国内2冠を達成したバイエルン。しかし、今シーズンでは、国内リーグを10試合消化した時点で、5勝3分け2敗の4位と低迷することに。2日に行われたブンデスリーガ第10節のフランクフルト戦では1-5という屈辱的な大敗を喫し、3日にニコ・コバチ監督(48)との契約を双方合意の下で解消していた。

同メディアによれば、後任候補にはパリ・サンジェルマン(PSG)のトーマス・トゥヘル監督、元ライプツィヒ指揮官ラルフラングニック氏、アヤックス指揮官のエリク・テン・ハグ監督といった名前が浮上。だが、三者ともに就任への可能性は否定しているという。

そんななか、ヴェンゲル氏はバイエルン就任に前向きな姿勢を見せている模様。同クラブ指揮官就任への興味を問われ、以下のようにコメントしている。

「もちろん。監督業は私の人生だ」

「監督をしたことがある人なら誰もが同じことを言うだろう」

1996年から2018年まで22年間にわたってアーセナルを指揮し、3度のリーグ優勝、7度のFAカップ優勝を成し遂げたヴェンゲル氏。退任してからこれまで、監督業復帰を目指し、幾多の噂が浮上しているものの、いまだフリーの状態が続いている。

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