新日本プロレスは6日、国内での次期シリーズ『ワールドタッグリーグ2019』の概要ならびに対戦カードを発表した。

 今年は16チームがリーグ戦にエントリー。この16チームが総当たりでリーグ戦を行う。例年では、『G1クライマックス』のように2ブロックに分けて行われるだけに、16チームが総当たりというのは、史上最多のリーグ戦と言ってもいいだろう。

参加チームは次の通り。

棚橋弘至&トーア・ヘナーレ
真壁刀義&本間朋晃
天山広吉&小島聡
永田裕志&中西学
ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー
後藤洋央紀&カール・フレドリックス
石井智宏&YOSHI-HASHI
矢野通コルト・カバナ
ジェフ・コブ&マイキーニコル
EVIL&SANADA
鷹木信悟&テリブレ
鈴木みのるランスアーチャー
ザックセイバーJr.&タイチ
タマ・トンガ&タンガ・ロア
KENTA&高橋裕二郎
バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエン

 本間のパートナーは、本間を「待ち続けた」真壁に決まった。2016年以来、3年ぶりの優勝を目指す。また、鈴木軍とバレットクラブが絡むのは刺激的。特に、みのるとKENTAはシングルに繋がるような試合展開に期待が膨らむ。

 16日に神奈川藤沢市秩父宮記念体育館で行われる開幕戦から、12月8日の最終戦、広島・広島グリーンアリーナまで、各大会で公式戦を行い、全公式戦終了時点の1位チームを優勝チームとする。 同点の場合は、直接対決の勝敗で優劣をつけるため、基本的に優勝決定戦は行われない。なお、1大会につき原則、7試合ずつ公式戦が組み込まれており、1大会4チームずつオフ日があるが、15試合行わなければならないと考えると当然のことだろう。

 リーグ戦の他、シリーズ前半は、IWGPインターコンチネンタル王者、ジェイ・ホワイトと次期挑戦者の内藤哲也、後半はIWGPヘビー級王者、オカダ・カズチカと次期挑戦者の飯伏幸太による前哨戦が、タッグマッチや6人タッグマッチで1試合行われる。12.8広島大会では、オカダ&SHO&YOHが、飯伏&獣神サンダー・ライガータイガーマスクと激突。オカダとライガーが絡むのはこれが最後になる可能性が高いだけに、こちらも注目したい。

(どら増田)

鈴木みのる、KENTA