ターミネーター』『ターミネーター2』を作り上げたジェームズ・キャメロンアーノルド・シュワルツネッガーリンダハミルトンらが約30年ぶりに再集結し、『ターミネーター2』の正当な続編となるシリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』が、本日より公開される。

キャメロン監督による、『ターミネーター』『ターミネーター2』は、いまやSF映画の“レジェンド”と呼ばれるまでに愛された作品。その後、いくつも続編が作られたが、やはりこの2作はシリーズのファンの多くに支持されているという点で別格といえるのではないだろうか。

今回は、そんな“レジェンド”たちによる新作ということで、大きな期待が寄せられている。製作を担当したキャメロン、出演者のシュワルツネッガー、『ターミネーター2』以降、「脚本が魅力的ではない」という理由でシリーズへの出演を断ってきたハミルトン、そして新たに監督を務めたティム・ミラー(『デッドプール』)によって、シリーズ初期のスピリットがよみがえる。

物語は、メキシコシティの自動車工場から始まる。そこで働く21歳の女性ダニーと、その弟ミゲルが、未来から送り込まれたターミネーター”REV-9”に襲われる。彼女たちを助けたのは、同じく未来からやってきた強化型兵士、グレース

ダニーたち3人が”REV-9”の追撃から逃げていると、ハイウェイで待ち構えていたのは、あのターミネーター打倒に執念を燃やしてきたサラ・コナーハミルトン)だった。そんなコナーと新型ターミネーターが巻き起こす熱い死闘に注目してほしい。

そして、“あの男”はどういうかたちで登場するのか? シリーズのファンならずとも、過去作を知っている観客は、アツくなること必至の“正統続編”。その“レジェンド”ぶりがどこまで作品を熱くできるかに期待したい。

ターミネーター:ニュー・フェイト
11月8日(金)公開