2020年秋、日本青年館にて、ミュージカルフラッシュダンスが日本初上演されることが決定した。

1983年に公開され、世界中で1億ドル以上の大ヒットを記録した伝説的アメリカ青春映画「フラッシュダンス」をミュージカル化した本作。オリジナル映画版の脚本・原案であるトム・へドリーが本作も脚本を担当し、大ヒットしたオリジナル映画の遺伝子を受け継ぎながら、よりダンスと音楽をフューチャーした、誰もが楽しめるミュージカルとして蘇らせた。初演されたイギリスではウエストエンドを含む、全20ヵ所以上で上演。その後世界各国で上演され旋風を巻き起こした。

今回の日本初演では、主演のプロダンサー夢見る少女アレックス役に宝塚時代から、ダイナミックなダンスに定評があり、本作が退団後初の単独主演作となる愛希れいかが決定。娘役ながらショースターとしても人気を博した愛希のダンスパフォーマンスに注目したい。

また、演出を「地球ゴージャス」公演をはじめ、近年は『ラディアント・ベイビーキース・ヘリングの生涯~』、『キンキーブーツ』等、翻訳作品の演出を行う岸谷五朗が務める。

スマッシュヒットソング「Maniac」や「Manhunt」、「I love Rock n Roll」、「Gloria」、そして映画の主題歌としてアカデミー賞を受賞したセンセーショナルなナンバー「What’s a Feeling」といった1980年代を代表するヒットソングの数々にのせた大迫力のダンスによって描かれる夢見る少女アレックスの夢・友情・恋の物語に期待が高まるばかりだ。

 

<ストーリー>
1983年ペンシルベニア州ピッツバーグ。昼は製鉄所、夜はバーのフロアダンサーとして働くアレックスは、日々プロのダンサーになることを夢みて暮らしていた。そんなアレックスに製鉄所の御曹司、ニック・ハーレイは一目惚れをする。一方、同じくプロのダンサーを目指す親友のグロリアからダンスの名門学校・シプリーアカデミーのオーディションを受けることを勧められるアレックス。ダンスの恩師であるハンナからも背中を押され、意を決してオーディション会場を訪れるが、周りの熟練ダンサーたちを目の前にして自信を無くし、逃げ出してしまう……

 

アレックス役・愛希れいか コメント

愛希れいか

愛希れいか

名作と言えるこの作品に出演できること、本当に楽しみな気持ちでいっぱいです!!!
以前舞台版を拝見して、名場面のダンスシーンがいくつもあって心が熱くなった記憶があります。夢に向かって真っ直ぐ進むアレックスを元気いっぱい、エネルギッシュに演じたいと思います!
精一杯努めて参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

演出・岸谷五朗 コメント

岸谷五朗

岸谷五朗

我々の青春時代、演劇などエンターテインメントを志した殆どの人は、「FLASHDANCE」に魅了され、影響を受けたであろう。
当然、私もその一人だ。
今、あの素晴らしき映画を生の舞台で表現できることに、喜びを隠せません。
映画での名曲のラインナップと、ミュージカルとしての音楽が見事にリンクして、新たなエンターテインメントとして舞台で表現いたします。
日本で、オリジナル演出として創作できる事に、胸震わせております。
是非、劇場で新たな「FLASHDANCE」をご観劇ください。